朝日の橋杭岩

朝日の橋杭岩

本州最南端の和歌山県串本町の朝日です。日本の朝日百選に選ばれています。左の方に並んでいる岩の連なりが橋杭岩です。橋杭岩は、弘法大師が沖合の島に橋を架けようとして橋脚だけ造ったところで中止したので、それ(橋杭)だけが残ったという伝説があります。なお、橋杭岩周辺には、宝永4(1707)年の宝永地震(いわゆる東海・東南海・南海三連動地震と言われている)の際の津波で流されてきたと伝えられる巨大な岩々が点在しており、津波の巨大なエネルギーの脅威を感じます。ここ串本町も南海トラフ巨大地震対策を早急に講じなければならない地域のひとつです。