足立としゆき夢だより

足立としゆき夢だより【第92号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

2月1日(木)、皆さん待望の平成29年度の補正予算が参議院本会議で可決・成立しました。

参議院では、1月31日(水)、2月1日(木)の両日、予算委員会が開催され補正予算案の審議が行われ、私も一時応援で出席いたしましたのでTV中継にも映ったようですが、予算委員会での審議を終えて、1日夕方に緊急に開催された本会議で可決、成立させることができました。ありがとうございました。

補正予算には、賛成が自民・公明・維新で160票、反対が民進・共産・希望・立憲民主の72票です。反対の理由を聞いていると「公共事業バラマキ予算」と従来型の公共事業無用論一辺倒であり、頻繁に発生した災害に対応するという29年度補正の意義をいかに考えているのか、その主張に驚きました。

なお、補正予算は、公共事業分で皆様の期待に応え1兆円を超えることができました。
内訳としては、今年度の災害復旧に約2,900億円、全国的な防災・減災事業に約6,000億円、TPP等対策に約1,100億円です。
トラック協会の皆様がご要望されていた高速道路料金の大口多頻度割引の延長も盛り込まれています。
また、防災・減災対策などは、中小河川の点検を踏まえ、直轄より地方の発注にウェイトを置いて配分されることになりますので、地方の建設業の皆さんにはご期待いただきたいと思います。

なお、補正予算で実施を予定している主な直轄の事業をご紹介します。
河川関係では、石狩川下流、雄物川下流、鬼怒川、江戸川、信濃川下流、天竜川水系砂防、富士海岸、由良川、熊野川、紀伊山系砂防、筑後川などです。
また、道路関係では、北海道横断自動車道(足寄~北見)、倶知安余市道路(共和~余市)、釧路外環状道路、古川東BP、東北中央自動車道(東根~尾去沢)、東関東自動車道水戸線(潮来~鉾田)、輪島道路Ⅱ期、中部横断自動車道(富沢~六郷)、三遠南信自動車道(飯喬、佐久間、三遠)、高山清見道路、瑞浪恵那道路、伊豆縦貫自動車道(天城北、河津下田Ⅱ期)、静清BP、蒲郡BP、中勢道路、熊野尾鷲道路Ⅱ期、大野油坂道路、西舞鶴道路、木津東BP、日高豊岡南道路、十津川道路、長殿道路、すさみ串本道路、四国横断自動車道(阿南~徳島東)、松山外環状道路空港線、今治道路、高知南国道路、高知西BP、南国安芸道路、大方改良、中村宿毛道路、伊万里道路、九州横断自動車道延岡線(嘉島~矢部)、有明海沿岸道路(大牟田~大川)、東九州自動車道(清武~北郷、志布志~末吉財部)、芦北出水道路、名護東道路などです。
詳しくは、私のHPの新着情報2月1日付け【お知らせ】「平成29年度補正予算について」からも県別に箇所と金額をダウンロードできますので、ご参照ください。
よろしくお願いいたします。

さて、2月4日(日)、栃木県日光市に伺い、関東地方整備局が施工中の五十里ダムの放流設備設置工事のための堤体削孔完了式典に、国土交通省大臣政務官の高橋克法参議院議員とともに出席し、祝辞を述べさせていただくとともに、くす玉開披を執り行わせていただきました。
この事業は、既設の五十里ダムの堤体を削孔し、利水放流設備を設けて、下流の水環境の改善を図るとともに、新たに水力発電を行ういわゆる「ダム再生」プロジェクトです。
式典終了後、施工現場にもご案内いただき、削孔の終わった状況を見させていただきました。堤体コンクリートをボーリングで円弧状にくり抜いていき、その中のコンクリートを油圧ジャッキで割って引き出し穴を開けたとのことで、ダイナミックな施工法に感激しました。

さて、私は国土交通省の水管理・国土保全局長の頃から、「ダム再生」プロジェクトを推進してきました。それには背景がありまして、私自身、若いころに秋田県の玉川ダムでダム再生事業に直接携わった経験があるのです。
玉川ダムは、秋田県の雄物川の支川玉川に建設した多目的ダムですが、直下流に位置した県管理の鎧畑ダム(直轄で昭和32年度に竣工後、県に移管)に玉川ダムで開発した都市用水等を下流に流す施設がなかったため、利水放流管を玉川ダム建設事業の一環として鎧畑ダムに新設しました。鎧畑ダムを貯水したままで、コンクリートの堤体にトンネル用全断面掘進機で径4.4mの穴をあけ、径3.2mの放流管を新設するという工事を実施しました。堤体に大きな穴を開けるということが我が国初めての取り組みであったことや、ダムの水位を維持したままで施工しなければならなかったため上流側に締め切り工を施工するなど様々な工夫が必要でしたが、無事、平成2年度に完成しています。私は、調査設計課長として利水放流設備の設計や施工計画の立案を担当しました。

また、整備局長としても、四国地方整備局では鹿野川ダムのトンネル洪水吐きの新設や長安口ダムのクレストゲートの新設などの施工計画に関わりました。また、早明浦ダム再開発の計画づくりにも携わらせていただきました。一方、中部地方整備局でも、既に再開発を完成していた横山ダムの管理や美和ダムの排砂バイパスの運用、既設ダムの直下流に新設ダムを設ける新丸山ダムの検証、小渋ダムの排砂バイパスの設置、佐久間ダムの再開発の検討などにも携わらせていただきました。

こうした私自身の数々の経験を通じて、「ダム再生」の重要性を強く感じています。今後の地球温暖化の進行に伴う気候変動によって、洪水対策や渇水対策の観点から、既設ダムの機能アップを図る「ダム再生」の取り組みへの要請がさらに高まっていくと考えています。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

さて、最近の動向です。

【国会関係】
2月1日(木)に本会議が開催され、平成29年度補正予算が可決・成立しました。
その他、30日(火)に議院運営委員会、31日(水)に東日本大震災復興特別委員会などが開催されました。

【自民党関係】
29日(月)に参議院の当選同期の会である「二八会」の研修会、30日(火)に所有者不明土地等に関する特命委員会、国土交通部会があり、それぞれ出席しました。
31日(水)、環境部会と環境・温暖化対策調査会の合同会議に出席し、地球温暖化対策の適応策を推進するための法案について高く評価するとともに、地球温暖化に関する影響評価の早期実施と、関係省庁と連携して特にASEAN諸国を中心に国際協力を強力に進めるように求めました。
2月2日(木)、ラグビー議連・国会ラグビークラブ合同総会、砂防議連役員懇談会が開催され出席しました。
その他、29日(月)には「谷公一君を励ます会」、30日(火)には「武部新君を激励する会」が開催され、それぞれ出席して立礼をさせていただきました

【都内の催し】
30日(火)、建設コンサルタンツ協会、全国測量設計業協会連合会、全国地質調査業協会連合会の幹部の皆様がお越しになり、各種要望をいただくとともに、意見交換をさせていただきました。
また、日本設備設計事務所協会連合会「新年のつどい」が行われ、出席してご挨拶をさせていただきました。
続いて、亀岡市議会の有志の皆さんとの意見交換会があり、国政報告をさせていただきました。

2月2日(金)、建設省・国土交通省に勤務していた際にお世話になりました故日野峻栄様の葬儀に参列させていただきました。

【地方の催し】
1月31日(水)、群馬県高崎市に伺い、建設省・国土交通省に勤務していた際にお世話になりました故山岸俊之様の通夜に参列させていただきました。

2月2日(金)、富山市に伺い、富山県建設業協会の幹部の皆様に国政報告をさせていただきました。その後、氷見市に伺い、地元選出の堂故茂参議院議員、北陸地方整備局長・道路局長を務めたNEXCO西日本の前川常務、林氷見市長をはじめ市の幹部の皆さんや県議会・市議会の幹部の皆さん、氷見建設業協会の皆さんと意見交換を行いました。なお、林市長は京都大学の土木工学の2年後輩になります。

翌3日(土)は、林市長から道路整備・河川整備のご要望をいただき、続いて市の西部の熊無・論田地区の代表の皆さんから国道415号の改良の要望をいただきました。引き続き、氷見市建設会館にお集まりいただいた130名を超える皆さんに国政報告をさせていただきました。
その後、河川整備の要望のあった上庄川、道路整備のご要望のあった国道415号の現地に市長をはじめ市の幹部の皆さんとともに伺いました。なお、論田地区の公民館にも伺い地域の皆様に歓迎いただきましたが、前日まで寒波による断水に見舞われ大変ご苦労いただいていたと伺いました。復旧して何よりです。

【建設分野のトピックス】
2月2日、石井啓一国土交通大臣が、公共事業の積算に用いる「公共工事設計労務単価」と「設計業務委託等技術者単価」について、今月中旬を目処に新単価を公表し、補正予算の発注に間に合うように3月1日から適用することを明らかにしました。皆さんも注目してください。

皆様には、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

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