参議院決算委員会-締めくくり総括質疑-

6月7日(月)、参議院決算委員会の「締めくくり総括質疑」において、NHKの中継のもと、「コロナ禍の日本経済の再生に向けたインフラ投資の必要性」をテーマに、菅義偉総理、麻生太郎財務大臣、赤羽一嘉国土交通大臣に質問をさせていただきました。
まず、5月に発表された日本の実質GDPがマイナス4.6%で、民間投資が著しく減少する中、公共投資がプラス4.0%と、民間投資の減少を公共投資で補っている状況を指摘し、引き続き公共投資の拡充を求めました。
また、韓国と比較して、港湾、空港、高速道路などの交通インフラが格段に劣っている現状を指摘するとともに、アメリカをはじめ欧米諸国や中国、韓国が、経済対策として積極的にインフラ投資を行おうとしていることを指摘し、日本でも経済対策としてしっかりインフラ投資を行うよう要請しました。
総理からは、「インフラ整備を引き続き計画的に推進していきたい」、「災害対応に当たるTEC-FORCEを有する地方整備局の人員体制を充実させていきたい」、「現場を支える建設産業についても、週休2日に向けた無理のない工期設定など、人材確保のための環境づくりをしっかり進めていきたい」とのご答弁をいただきました。非常に手ごたえのあるご答弁に感謝いたします。
皆さん、応援ありがとうございました。