「令和2年7月豪雨」山形県 現地調査-5

続いて、大蔵村塩地区の河岸決壊箇所に伺いました。大蔵村の安彦副村長、県の最上総合支庁建設部の高橋道路管理主幹にお話しを伺いました。建設業協会最上支部の金田支部長にも同行いただきました。
肘折温泉から流れてくる銅山川の勢いで河岸と道路が激しく洗掘され、民家に川の流れが迫っていました。力ずくで復旧するしかないと考えられました。

続いて、浸水被害を生じた清水地区に伺いました。最上川の本川堤防に低い部分があり、早期かさ上げを要望されました。上下流のバランスをとりながら、どのようなタイミングでかさ上げすれば良いのか、なかなか難しい問題だと思いました。
なお、その地区で床上浸水の被害を受けた家屋を見させていただきました。地元の建設会社の社員のご自宅で、その場で再建するのか、移転して新築するのか悩んでおられました。