「松原ダム・下筌ダムの管理50周年式典」

5月28日(日)、大分県日田市の蜂の巣公園で開催された「松原ダム・下筌ダムの管理50周年式典」に、大分県の原田日田市長、熊本県の渡邊小国町長、藤巻国土交通省九州地方整備局長、ご地元の衛藤征士郎衆議院議員、坂本哲志衆議院議員、吉田宣弘衆議院議員、古庄玄知参議院議員、白坂亜紀参議院議員とともに出席して、ご挨拶をさせていただきました。
松原・下筌ダムは、13年にも及ぶダム建設反対運動がありましたが、反対運動のリーダーであった室原知幸さんを中心に「公共事業は、理に叶い、法に叶い、情に叶う」と訴えた蜂の巣城紛争をきっかけとして、公共事業の進め方に変化が生じたり、ダム水源地を大切にするための水源地域対策特別措置法(水特法)が制定されるなど大きなインパクトを与えたダム事業です。式典には、室原知幸さんご子息で地権者の室原基樹さんをはじめ地元の地権者の皆様、大分県建設業協会日田支部の河津支部長、熊本県建設業協会阿蘇支部の伊藤副支部長等関係団体の皆様、歴代の筑後川ダム統合管理事務所長の皆さんも出席でした。
松原・下筌ダムは、このように多くの方々の努力でダムが建設され、下流域の治水対策や安定した水源を確保するなど地域社会の発展に貢献しました。
このたび、50周年を迎えるにあたり、改めて関係の皆様に心から感謝を申し上げ、今後も、ダムの管理と維持に最善を尽くしていただくようお願いいたしました。
松原ダムは高さ82mの重力式コンクリートダムで、下筌ダムは高さ98mのアーチダムです。両ダムは昭和48年に完成しています。
なお、式典のオープニングで行われた津江小学校児童による鼓笛隊の演奏がとても素晴らしくて感動しました。