サンルダム、雨竜第1ダム・第2ダム視察

鈴木英一元北海道開発局長、関博之元北海道局長のご案内で、旭川空港からまず試験湛水中のサンルダムに伺いました。
現地では、樺沢旭川開発建設部長や正国サンルダム建設事業所長、大成建設のサンルダム堤体建設工事作業所の土肥所長にご案内いただきましたが、台形CSGで施工したダムがしっかり完成し、常時満水位まで試験湛水が終わり、台風20号の接近を控え水位低下中でした。
また、サクラマスのためにダム堤体に設置した魚道にも水が流れ、すでにサクラマスが遡上しているとのことでした。
なお、サンルダムには定礎式を含め4回目の訪問となりました。

続いて、今年度から新規のダム再生事業として着手した雨竜第1ダム、第2ダムに伺いました。
現地では、井田石狩川開発建設部次長や吉野雨竜川ダム調査事業所長にご案内いただきました。
雨竜第1ダムの貯水池は朱鞠内湖と呼ばれ、日本1の湖面積を誇っています。これらのダムは、戦時中に完成した電力の専用ダムで、構造的に見てもカットオフやブランケット、コンクリート地中壁で遮水した脇ダムなど興味深いものがありました。
北海道初のダム再生事業にしっかり取り組んでいただきたいと思います。