宮崎県椎葉村「台風10号」土砂災害現場視察調査

台風10号によって、宮崎県建設業協会日向支部の相談役である相生組社長の社屋や住宅が被災されました。相談役ご本人は病院に搬送され入院中ですが、ご家族2名と外国人高度技術専門職のベトナム人2名が行方不明になっています。とても残念なことです。
私は、9月9日(水)、参議院災害対策特別委員会の委員派遣で熊本県南部を訪問した後、長峯誠参議院議員とともに、宮崎県椎葉村に入り、椎葉村の椎葉村長から現地の状況についてご説明を聞いたあと、被災地に伺いました。
現地は大規模な土石流の直撃で被災した会社や住宅の建物は跡形もないような状況で、大変痛ましい状況でした。
NHKの報道によれば、行方不明になっておられる相生組の専務が「台風が過ぎた後、復旧作業にすぐに取りかかれるよう事務所に待機していると」話しておられたとのことで、とても無念に思いました。まさに、地域の建設業が災害復旧の担い手であることを身をもって示されたのではないかと強く感じました。その思いに何としても報いなければならないと考えています。