平取ダム竣工式

11月26日(土)、国土交通省が北海道の平取町の沙流川支川額平川に建設していた平取ダムの竣工式に伺いました。
平取ダムは、「沙流川総合開発事業」として既に下流に完成している二風谷ダムとの2ダム1事業です。
竣工式の前に施工にあたられた西松の一色副社長、岩田地崎の岩田社長、関副社長、岩倉の鈴木社長はじめ工事に携わったJVの皆さんとダム本体の視察を行いました。
平取ダムは、堤高が55m、堤頂長は350m、総貯水量は4580万㎥の重力式コンクリートダムです。ダムの建設で水没する地域にはアイヌの人たちの祈りの場が含まれていることなどから、新たにアイヌ文化を伝える施設も整備されてました。特にダムサイト右岸には、擬岩で祈りの場が再現されていました。
なお、平取ダム管理棟の館内には、アイヌ民族文化保全の取り組みを紹介するノカピライウォロ・ビジターセンターが併設されていました。