栃木県鹿沼市 南摩ダム本体建設工事の現場を視察-1

2月15日(水)、栃木県鹿沼市で建設中の水資源機構の南摩ダム本体建設工事の現場を視察させていただきました。
このダムは、思川開発事業の一環として工事中の高さ86.5mの表面遮水型ロックフィルダム(CFRD)で、①洪水の調整②水道用水の供給③異常渇水時の緊急水補給等、流水の正常な機能維持を目的としています。CFRDのダムは国内では大変珍しく、注目が集まっています。
現地では、水資源機構の金尾理事長、足達ダム事業部長、竜澤関東事業室長、福田思川開発建設所長等にご案内をいただき、最初に「思川開発導水路工事」の黒川工区立坑・黒川取水放流工の現場に伺いました。
洪水時には各河川からダム湖へ、また渇水時にはダム湖から各河川に導水する施設で、導水路トンネルは泥水式シールド工法で施工されていました。工事を担当している鹿島建設㈱の漆崎所長にもお話を伺わせていただきました。