熊本地震の被災地復旧・復興状況調査

3月10日(日)、阿蘇山直轄砂防事業着工式の際に、熊本地震の被災地の復旧・復興状況を、九州地方整備局の竹島河川部長、鈴木熊本河川国道事務所長、辻熊本復興事務所長にご案内いただき調査しました。
まず、国道57号の滝室坂のトンネル工事現場に伺い、掘削を始めたばかりの切羽を見せていただきました。阿蘇の外輪山を掘り抜くトンネルでかなり地質が悪いそうです。
次に、大規模な土砂崩れで寸断された国道57号の代替ルートとして整備中のミルクロードの下を掘り抜く二重峠トンネルに伺い、貫通したばかりの工事中のトンネルを通らせていただきました。これが完成すればかなり便利になります。
さらに、大規模な土砂崩れで落ちてしまった阿蘇大橋の落橋地点と付け替え工事中の新しい橋を見せていただきました。
いずれも、着実に復旧・復興が進む現場に勇気をいただきました。