熊本県 国土交通省九州地方整備局が建設中の立野ダムに伺う

11月4日(金) 、熊本県の南阿蘇村と大津町にまたがり国土交通省九州地方整備局が建設中の立野ダムに伺いました。
立野ダムは、阿蘇のカルデラを流れる白川と黒川の合流点から1kmほど下流に建設中の洪水調節専用の流水型ダムです。一般的な貯水型ダムとは異なり、平常時は水を貯めず通常の河川のように水を流し、洪水時にダムへの流入量が増えた場合に貯水して下流への流量を調節するダムです。ダムは堤高約90m、堤頂長約200m、堤体積約40万m³の曲線重力式コンクリートダムです。
堤体工事は、現在約8割まで達しており、最盛期を迎えていました。流水を流す洪水吐の中まで通らせていただき感激でした。
現場では、九州地方整備局立野ダム工事事務所の甲斐所長、施工を担当している西松建設の現場代理人の岩川所長、高橋土木部長等にご案内いただきました。なお、岩川所長は以前高知県の横瀬川ダムの所長をしておられた際にも大変お世話になりましたので、ご縁を感じました。
なお、国土交通省OBの山本さんにご同行いただきました。