福岡県朝倉市及び東峰村 視察

今年7月の九州北部豪雨で大変な被害に見舞われた福岡県朝倉市及び東峰村に、私が所属する宏池会名誉会長で地元福岡県選出の元衆議院議員の古賀誠先生とともに視察に伺いました。

まず最初に、関係の皆様から復旧・復興の状況説明と入札契約に関する要望を伺いました。
続いて、最も被害の大きかった東寄りの赤谷川を訪れました。この川では、谷全体を洪水・土砂・立木が流れ、家屋の流失や倒壊など大きな被害が発生しました。7月に訪れた際には、どこが川だったかもわからないような私のこれまでの経験でも見たことのない激烈な被災現場でしたが、現在は九州地方整備局が県の代行で復旧を担当して大型土嚢などで河道が形成され、今後の復旧の足がかりができ始めていました。
道路の流失により7月には入れなかった乙石川合流点より奥にも、今回は入ることができましたが、土石流災害の脅威を改めて感じさせられるような激烈な被害状況でした。

また、7月には道路が寸断され入ることができなかった東峰村の現地にも訪れ、渋谷村長のご案内で日田彦山線の筑前岩屋駅付近の土石流災害の現場を視察しました。この地域も山並みの源頭部から大規模な土石流が発生しており、村長からも早期復旧を要請されました。

いずれの地域も、国、県、市村、水資源機構や、地元建設業界の皆さんが、復旧・復興に一丸となってあたることが求められています。