蒲島熊本県知事県議会の全員協議会で「川辺川ダムについての表明」

11月19日(木)、蒲島熊本県知事が県議会の全員協議会で、「川辺川ダムについて、これまでの貯留型ダムから流水型のダムに変更して、緊急治水対策プロジェクトの一環として実施することを求める」と表明されました。
昨日20日には、蒲島知事が赤羽一嘉国土交通大臣に面会され「流水型のダムを含む流域治水対策をお願いしたい」と要請されました。赤羽大臣は「国としてもスピード感をもって、検討したい」と答えたと報道されています。
私は、川辺川ダムを前提とした河川整備基本方針を策定した平成19年当時の国土交通省の担当課長でしたので、知事が大きく方針転換されたことについて大いに歓迎しますし、敬意を表します。
昨年の八ッ場ダムの教訓を踏まえ、一日も早いダムの完成をお願いしたいと思います。
なお、私のコメントが日刊建設工業新聞に掲載されていますので、ご一読願います。