2018年インドネシア中部スラウェシ島地震 被災現場調査(その2)

翌6日(日)、まずペトボの南のシギ県のビロマル地区に伺いました。ここでは液状化による不陸の発生が顕著で、道路が湾曲したり舗装が波状になるなど大きく変状し、沿道の家屋やガソリンスタンドなどの施設も被災していました。

続いて、ジョノオゲ地区に伺いました。この地区でも、勾配が1%程度で非常に平坦であるにもかかわらず、幅1.5km、長さ3.5kmの範囲で液状化による大規模な流動により大きな被害を発生していました。なお、この地区では流動化による被害に続いて、被圧地下水の流出が起因と考えられる洪水が発生し、被害を拡大していました。地震に伴う洪水は、ため池の決壊に伴うものであれば日本でも経験していますが、被圧地下水が原因というのは初めて聞く話しです。

続いて、さらに南のシバラヤ地区に伺いました。液状化の規模はペトボやジョノオゲに比較すると小さいものの、やはり広範囲に大規模流動による被害が発生していました。
なお、この地区の西側の山地部に大規模な深層崩壊と考えられる崩壊地が確認されました。その直下には集落があるとのことで対策の早期検討が必要と考えられました。