足立としゆき夢だより【第168号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

大寒が過ぎましたが、東京では穏やかな天候が続いています。北日本や北陸からは雪の便りも聞こえてきますが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

さて、1月18日(月)、第204通常国会が開会しました。
今国会では、待望の「防災・減災、国土強靭化加速化計画」を具体化する令和2年度第3次補正予算を今月中に成立させるとともに、令和3年度予算の年度内成立を図ることとしています。
また、新型コロナウイルス感染症対策として新型インフルエンザ特措法の改正にも取り組むこととしておりますので、ご支援をよろしくお願いいたします。

18日は、午前中に1ラウンド目の本会議が開催され、その後、天皇陛下のご臨席のもと開会式が執り行われました。開会式は、三密対策のため一部の衆参国会議員のみの出席となり、残念ながら私たちは天皇陛下のお出迎えと、お見送りを国会前庭で行うのみでした。

続いて、第2ラウンド目の本会議が開催され、菅義偉総理の施政方針演説など4演説が行われました。
菅総理からは、冒頭に「私が一貫して追い求めてきたものは、国民の皆さんの『安心』そして『希望』です。」と発言があり、新型コロナウイルス感染症を一日も早く収束させることを訴え、ステージⅣを早急に脱却する決意を表明されました。
また、新型インフルエンザ特措法の改正案を早期に国会に提出することも表明されました。
災害対策、国土強靱化については、災害に対して万全な対応を速やかに行うと発言され、「防災・減災、国土強靱化」について5年集中で事業規模15兆円を目途に対策を実施すること、さらには大雨予測の精緻化、遊水地や貯留施設の整備、ダムの事前放流、土地利用の見直しなどハード、ソフト対策を行うことを表明されました。
さらには、グリーン社会の実現、デジタル化の推進などに『国民のために働く内閣』として全力を尽くすことを約束されました。
我々建設分野にとりましても、十分期待の持てる施政方針演説だったと思います。

続いて、21日(木)、22日(金)には、この4演説に対して各会派から代表質問が行われました。

 

なお、最近の動向は次のとおりです。

 

【国会の動き】

1月15日(金)、参議院の災害対策特別委員会の理事懇談会が行われ、内閣府や国土交通省から、年末から年始にかけての豪雪被害について説明を受け、質疑を行いました。私の質疑のポイントは次の通りです。

1)豪雪でも特別警報を出すべき→そのつもり(気象庁)
2)孤立集落発生の原因を調査して対策を講じて欲しい→倒木によるものが多いので対策を考えたい(内閣府)
3)立ち往生・滞留した車両の種別の分析を行い、対策に結びつけて欲しい→物流関連が多いと思うがよく分析したい、対策の一環として四車線化や道の駅の防災拠点化を進めたい(国交省)
4)除排雪予算をしっかり確保すべき→検討する(国交省、総務省)
5)建設業界が除雪用重機を保有しやすくなるような支援措置をお願いしたい→よく検討したい(国交省)
6)電力受給の逼迫に対して広域融通を進めるべき→東日本大震災以来、広域融通に力を入れているがさらに強化したい(エネ庁)

その他、内閣委員会に差し替えで出席しました。

なお、国会では新型コロナウイルス感染対策の一環として、いわゆる「質問取り」や各省庁からのレクチャー等を対面方式で行うことを自粛し、電話やWEB(オンライン)で実施する取り組みが進んでいます。私も早速、国土交通省、厚生労働省とWEBで打ち合わせを行いました。新型コロナウイルスの影響下では大事なことだと思います。

 

【自民党の動き】

新型コロナウイルス感染症対策本部、住宅土地・都市政策調査会、下水道・浄化槽対策特別委員会、自民党の執行部会、国会対策委員会の全体会議や正副委員長会議、宏池会及び有隣会の定例会議などに出席しました。

 

【その他の動き】

1月14日(木)、関東の土木・建築の現場で活躍されている鳶職の皆さんを構成メンバーとする「関東連合若鳶会」の松丸会長をはじめ幹部の皆さんがご挨拶に来られました。はっぴ姿の皆さんにコロナを吹き飛ばす力強いエネルギーをいただきました。ありがとうございました。

その他、特段の動きはありませんでした。