足立としゆき夢だより【第178号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

各地で梅雨入りが発表され、平年より早く近畿・東海地方まで梅雨入りが宣言されました。5月17日(月)には、熊本県南部の緑川流域を中心に大雨となり、山都町で女性一人が行方不明になり、浸水被害も数多く発生しました。皆さんには、改めて身の回りの災害リスクやそれに対する備えを確認していただきたいと思います。

そのような中で、新型コロナウイルス感染症については第4波とも言われる感染拡大が続いています。このため、すでに発令されている東京など6都府県に加え、5月16日(日)から北海道、岡山、広島の3道県に対して、31日(日)まで緊急事態宣言が発令されました。また、新たに群馬、石川、熊本の3県に6月13日(日)までまん延防止等重点措置が適用されました。
このような状況ですので、まずは、人流の抑制など皆さんのさらなるご協力により、一日も早く感染がおさまることを願っています。

さて、5月13日(木)、参議院国土交通委員会において「海事産業の基盤強化のための海上運送法等の一部を改正する法律案」について質疑に立ちました。
その際、内航・外航海運や造船業の現状と課題、今回の法改正で可能となることなどについて質問するとともに、日本の港湾が中国、韓国など海外諸国に比較して大きく遅れてきていることを指摘した上で、港湾分野の予算を拡大し、港湾インフラの国際競争力を高めるよう要請しました。
それに対して、赤羽一嘉国土交通大臣からは「予算を増やす努力をするのも大事、それが大前提で、予算をどう使うのか、集中をして生産性を向上していくことを相当切り込んでやらなければ、しっかりと対応していきたい。」との答弁をいただきました。
また、高田港湾局長からも、「外航コンテナ船の大型化や寄港地の絞り込み等進展しており、我が国の港湾の相対的な地位が低下しています。水深16m以上のコンテナ岸壁で比較しても大きく立ち遅れている状況になっています。」とした上で、「大型船に対応したコンテナ、バルク戦略港湾への集中投資、地域基幹産業のサプライチェーンの強靱化に資する港湾投資等、未来への投資として行う必要があると考えています。」との答弁をいただきました。
今後、日本の港湾が、中国や韓国など海外諸国に負けないような整備水準を確保できるよう、しっかり予算を確保して整備を進めていただくようお願いしたいと思います。

ところで、来年の参議院議員選挙に向けて、引き続き関係団体から推薦状を頂く動きが続いています。
5月12日(水)、青森県建設業協会の総会で鹿内会長から、また、17日(月)には宮城県建設業協会の総会で千葉会長から、WEBで推薦状をいただきました。皆様の暖かいご支援に感謝を申し上げます。

その他、最近の動向は次の通りです。

【国会の動き】

参議院本会議、決算委員会、国土交通委員会、国民生活・経済に関する調査会に出席するとともに、政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会に差し替えで出席しました。

【自民党の動き】

参議院の議員総会、執行部会、国会対策委員会の全体会議及び正副委員長会議、宏池会例会等に出席しました。

【都内の動き】

5月11日(火)、関東地方整備局のOBが構成メンバーの関東建設協会の総会が開催され、下保会長をはじめ会員の皆さんのご参加の中で、ご挨拶をさせていただきました。