参議院災害対策特別委員会-災害対策樹立の関する調査-

続いて、岡村水管理・国土保全局長に、
①今年の雨でこれまで取り組んできたダムが効果を発揮したことについて、大分県の玉来ダムや市房ダムの例を紹介して説明し、あわせて川辺川ダムの整備の必要性について訴えました。
②一方、河川改修についても効果を発揮したことを石川県の梯川、静岡市の巴川の例を紹介して説明しました。
③地球温暖化の進展を考えると河川整備基本方針の変更が必要であり、その検討の際には戸草ダムや戸倉ダムのように過去に様々な事情から中止したプロジェクトについても検討の対象とすべきと訴えました。
また、これまでに経験したことのないような勢力と言われた台風14号の被害がさほど大きくならなかった点について、長谷川気象庁長官に質問しました。
なお、宇野官房長に質問し、国土交通省の組織体制の充実の必要性を訴えるとともに、繰越しが多くて施工ができないとの報道について、補正予算で対応していることが多いためそうなっている、施工余力には問題ないことなど確認しました。