直轄工事対象「週休2日交替制モデル工事(仮称)」試行

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国土交通省では、来年度、直轄工事を対象に「週休2日交替制モデル工事(仮称)」の試行に取り組むこととしています。従来は、「現場閉所」を条件に、積算で週休2日の補正係数を適用して、現場単位での休日の確保を促してきましたが、現場閉所が難しく「交替制」で休日確保を行う工事にも補正係数を適用できるようにするものです。モデル工事の試行により、建設業の働き方改革が促進されるよう期待します。
一方、国土交通省では、来年度、道路・河川などの工事現場でICT施工の適用工種を拡大し、そのために必要な技術基準類の策定を順次進めることとしています。これにより、道路工事、河川工事いずれも、2020年度までに、全ての主要工種でICT施工を行えるようにする方針です。来年度は、土工(軟岩)、土工(床掘り)、のり面工(吹き付け工)、付帯構造物設置工、地盤改良工(浅層・中層混合処理)、土工(河床掘削)に導入を拡大していく予定です。
これにより、建設現場でのICTの導入が拡大し、建設現場の生産性が大幅に向上することを期待しています。