第211回通常国会閉会

6月21日(水)、150日間にわたる第211回通常国会が閉会しました。
閉会後、岸田文雄総理が関口昌一参議院議員会長のところにご挨拶に来られ、参議院の幹部の皆様とともにお迎えしました。
今国会では、公共事業予算6兆600億円を含む総額114兆円3812億円の令和5年度予算を成立させることが出来ました。
これにより、昨年12月に成立させた令和4年度第二次補正予算約2兆円と合わせて、令和5年度も令和4年度並の公共事業予算を確保することが出来ました。
一方、今国会では、61本の政府提出法案のうち59本の法案を成立させることができました。また、議員立法についても13本を成立させることができました。
 このうち、参議院国土交通委員会において、5月30(火)に、高速道路の償還期限を延長する「道路整備特別措置法の一部改正案」の質疑に立ち、海外と比較して日本の高速道路の整備水準の低さを指摘し、道路の老朽化対策のみならず、日本の高速道路の整備推進の必要性を訴えました。その結果、この法案を賛成多数で可決・成立させることができました。
 一方、参議院災害対策特別委員会において、6月9日(金)に、国土強靱化の加速化対策後も措置を延長する枠組みを議員立法により法定化する「国土強靱化基本法の一部改正案」の審議に先立ち、近年の防災・減災、国土強靱化対策の効果を主張し、その措置の延長の必要性を強く訴えました。その結果、この法案についても賛成多数で可決・成立させることができました。
皆さまのご支援に感謝を申し上げます。