「山鳥坂ダム仮排水路トンネル起工式」に出席

2月4日(日)、愛媛県大洲市に福岡空港から空路移動し、午前中は「山鳥坂ダム仮排水路トンネル起工式」、午後は「肱川緊急治水治水対策 国管理区間堤防完成式」に出席しました。四国クリエイト協会の藤山副理事長にご案内いただきました。
これらの事業は、平成30年の西日本豪雨により甚大な被害を受けた肱川流域において治水安全度を向上させるための要となる事業です。
このうち山鳥坂ダムは、私が四国地方整備局長をしていた平成21年に政権交代によって検証対象ダムとなり、私が水管理・国土保全局長をしていた平成25年に事業継続を決定した思い出に残るダムです。用地補償基準の調印間近で事業の中止を余儀なくされ事業が遅れてしまい、誠に申し訳ありませんでしたが、大洲市、愛媛県、四国地方整備局の皆様のご尽力でここまでこぎつけたことに心から感謝いたします。
「山鳥坂ダム仮排水路トンネル起工式」には、国土交通省の佐々木四国地方整備局長、本省の奥田治水課長、濱里愛媛県副知事、二宮大洲市長はじめ流域の市町長の皆さんが出席されました。私も長谷川淳二衆議院議員、山本順三参議院議員とともにご挨拶と鍬入れをさせていただきました。
その後、竹内山鳥坂ダム工事事務所長による事業概要説明に続き、施工者である鹿島建設の風間副社長からご挨拶がありました。風間副社長は、大学の同じ研究室の後輩でもあります。施工者の挨拶は地元の方々に対してもとてもいいことだと思います。お取り計らいいただいた整備局の皆さん、ありがとうございました。
なお、鍬入れとくす玉開披に続いて、地元の肱川中学校総合文化部の皆さんによる管楽器演奏、山鳥坂鎮縄神楽保存会の皆さんによる演舞の披露がありました。溌剌とした演奏と勇壮な舞を楽しませていただきました。