宇土市と(社)全国さく井(さくせい)協会との「災害時 における技術支援協力に関する協定」の締結の調印式

1月13日(金)、熊本県宇土市に伺い、宇土市と(社)全国さく井(さくせい)協会との「災害時 における技術支援協力に関する協定」の締結の調印式を、宇土市の元松市長とさく井協会の会長をおおせつかっている私との間で行いました。
大規模な災害時には、ライフラインが遮断され、長期間にわたって水の確保ができず、被災者が大変不便な生活を余儀なくされるような事態が起こっています。
今後、発生が見込まれている首都直下地震や南海トラフ巨大地震においても、飲料水のほか生活用水(洗濯、トイレの排水に使用するための水)の確保が課題となると考えられます。あらかじめ防災井戸を備えておけば、そうした際にも水の確保が可能となります。
平成28年の熊本地震での被災を経験した宇土市でも、市が計画中の防災井戸などについて、被災時にはさく井協会が技術的な支援を行い、被害の軽減を図ることを目的として協定を締結いたしました。
協会が自治体と支援協定を結ぶのは全国では熊本県が最初で、県内では熊本市、宇城市、益城町に続いて4例目となります。素晴らしい取り組みだと思いますので、ぜひ全国展開をしたいと考えています。よろしくお願いいたします。