金門島(きんもんとう)

高雄港視察の後、高雄空港からプロペラ機で、中国大陸に直近の金門島(きんもんとう)に伺いました。
着陸前に、対岸の中国大陸の廈門(あもい)市の高層ビル群が見えましたので驚きました。金門島からは最も近い大陸側の島まで2kmちょっとです。

この島では、第2次世界大戦後、中華人民共和国と中華民国との間で激しい戦闘が繰り広げられましたが、中華民国側が守り切って、今日に至っています。
金門島では、地下トンネルの船艇発着基地「翟山坑道」、大陸との闘いのシンボルで廈門市街が見える「莒光楼」、かつて大陸から撃ち込まれた大量の砲弾を包丁などにリメイクしているマエストロ・呉さんの製作所「金合理鋼刀」などを視察しました。
金門島は、今でこそ、観光地として注目されていますが、大陸との近さと緊張感は半端ありませんでした。