鹿野川ダム改造事業完成式

6月9日(日)、愛媛県大洲市で開催された「鹿野川ダム改造事業完成式」に、工藤彰三国土交通政務官とともに出席しご挨拶をさせていただくとともに、子供たちと「くす玉開披」を執り行わせていただきました。
鹿野川ダムは、肱川に建設された高さ61mの重力式コンクリートダムで、1958年に完成した四国地方整備局が管理する国直轄ダムです。
洪水の放流能力が充分でなかったため、ダムサイト右岸に直径11.5mのトンネル洪水吐を新たに設けたもので、私が四国地方整備局長のときに具体的な施工計画を決定した思い入れのあるプロジェクトです。
肱川流域では昨年の西日本豪雨災害で大きな被害を受けましたので、この改造が大きな効果を発揮するよう期待しています。なお、西日本豪雨災害の犠牲者への鎮魂の思いから、式典は青で統一された厳粛な雰囲気の中で執り行われました。