宮崎市 国道220号地すべりによる通行止めの被災現場視察

10月6日(水)、宮崎市内海で国道220号が地すべりにより通行止めになっている被災現場を訪れました。
宮崎空港に宮崎県建設業協会の藤元会長、県議会の商工建設常任委員会の日高委員長、参議院議員松下新平事務所の松浦秘書、国土交通省宮崎河川国道事務所の金納所長にお迎えいただき、被災現場に向かいました。なお、国土交通省OBの赤木さんと現場で合流しました。
現場の状況については、金納所長から説明をいただきましたが、9月13日から16日にかけての700mmを超える局地的豪雨により、高さ70m、延長100mの地すべりが発生し、宮崎市と日南市を結ぶ国道220号やJR日南線が寸断されたとのことです。
この地域の地質は、砂岩・泥岩の互層で形成されている「宮崎層群」と呼ばれる雨にもろく崩れやすい地質で、地すべり頂上部の湧水が崩落した土砂に流れ込み、腰まで埋もれてしまうような状況となり、復旧の大きな支障となったとのことです。
現場は、地元の龍南建設㈱と㈱岡崎組が24時間体制で復旧工事にあたっており、地すべり頂上部の急な斜面まで熟練オペレーターの操作で大型バックホウが登って作業を進めていました。
龍南建設㈱の現場代理人の安山さんと㈱岡﨑組建設事業部工事二課長の中迫さんにインタビューをして「現場の声」を伺うことができました。
大変な現場ですが、10月下旬までの片側交互通行による通行止め解除に向けて、受発注者が協力して懸命に努力をされていました。

動画「現場の声」
【令和3年10月6日(水)宮崎県宮崎市】
〇国道220号(宮崎市内海)が地すべりにより通行止めになっている被災現場
〇参加者
国土交通省宮崎河川国道事務所 所長 金納さん
宮崎県議会 商工建設常任委員長 日高さん
宮崎県建設業協会 会長 藤元さん
龍南建設(株) 現場代理人 安山さん
(株)岡﨑組 建設事業部工事二課長 中迫さん