「八ッ場ダム完成感謝のつどい」

5月28日(土)、令和2年3月に完成した八ッ場ダムの「八ッ場ダム完成感謝のつどい」が群馬県吾妻郡長野原町の八ッ場ダムのダムサイトで開催されました。
斉藤国土交通大臣、笹川博義衆議院議員、尾身朝子衆議院議員、中曽根弘文参議院議員、清水真人参議院議員、佐藤信秋参議院議員など衆参国会議員や山本群馬県知事、萩原長野原町長、中澤東吾妻町長らとともに出席し、お祝いのご挨拶をさせていただきますとともに、くす玉開披やテープカットとあわせて行われたダム放流開始のセレモニーに参加させていただきました。
私は、建設省・国土交通省で河川局開発課の係員を振り出しに8回にわたりこのダムを担当するポジションを経験しました。
民主党に政権交代した平成21年には、前原誠司元国土交通大臣のひと声で一旦事業を中断して検証を行うなど紆余曲折を経て、平成24年に民主党政権の前田武志国土交通大臣が「継続」を決定、私が水管理・国土保全局長を経て技監の平成26年に本体工事に着手、そして、令和元年には試験湛水中でありながら、台風19号の出水を貯留して下流の利根川の洪水を防ぐ大きな効果を発揮した、大変感慨深い事業であります。
式典の後半では、地元の方々と歴代八ッ場ダム工事事務所長が登壇され、代表として陣内孝雄先生が感謝表明をする場も企画され、長い歴史を振り返り当時の関係者の皆様は感慨ひとしおで、思わず涙を流しておられる方もいらっしゃいました。
歴史的な式典に参加させていただき、ありがとうございました。心から感謝を申し上げます。