足立としゆき夢だより【第239号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

9月になりました。
日本近海で発生した台風11号の影響により、台風が通過した南西諸島を始めとする沖縄のほか、九州や四国でも暴風雨の影響が長時間続いたことによる被害が発生しています。さらに、台風の影響を受けた秋雨前線の活発化により東海地域を始めとする広い範囲で大雨が降り、浸水被害や土砂災害が発生しています。これまでの豪雨等で被害を受けた方々を含め、被災された皆様にお見舞いを申し上げますとともに、1日も早い復旧をお祈りいたします。

さて、足立としゆき事務所では7月10日の参議院議員選挙を節目に、会館の事務所及び後援会事務所の体制に変化がありました。
まず、会館事務所では岡積敏雄さんが7月31日に退職されました。
また、後援会事務所では佐藤克英さん、加邉良徳さん、そして、脇雅史先生の事務所から継続して長年勤務して来られました河辺英克さんが7月31日に退職されました。
皆さんには大変お世話になりました。心から感謝とお礼を申し上げます。
なお、岡積さんの仕事は4月から勤務している大槻英治さんが引き継いでいますのでよろしくお願いいたします。

【国会の動き】

9月5日(月)、参議院自民党の人事発令があり、国会対策副委員長を拝命することとなりました。今回で3度目になります。これにより、参議院自民党の幹部会である執行部会に出席するとともに、国会対策委員会の正副委員長会議に出席することとなりました。

【自民党の動き】

8月30日(火)、自民党の政策審議会に国土交通部会長代理として出席し、令和5年度概算要求の概要について報告させていただきました。審議会メンバーから海上保安庁の装備の充実や、地球温暖化の影響を踏まえ河川整備基本方針の見直しが必要であることなどご意見をいただきました。

8月31日(水)、国土強靭化推進本部が二階俊博本部長のご出席のもと開催され、令和5年度国土強靭化関係予算概算要求や税制改正要望事項について、村山次長から説明がありました。
私からは、この夏の大雨でも、平成30年の西日本豪雨や令和元年の台風19号災害、令和2年の球磨川の水害ほど人的な被害が出ていないのは防災・減災、国土強靭化の対策の成果であり、よく分析・評価して周知を図ること、資材高騰に配慮してその分を加えて予算を確保することなど、意見を申し上げました。

9月6日(火)、宏池会研修会が開催され、冒頭、岸田文雄総理、林芳正外務大臣からご挨拶があり、岸田総理は「保守本流を自負する宏池会として丁寧で謙虚な政治を一歩ずつ進めることによって、信頼と共感の政治を実践していきたい」と決意を述べられました。続いて、国立感染症研究所の脇田隆字所長、ジャーナリストの後藤謙次さん、(株)経営共創基盤IGPIグループの冨山和彦会長からご講演をいただきました。

その他、砂防事業促進議員連盟の懇談会、宏池会定例会などに出席しました。

なお、自民党の機関紙「自由民主」のコラム「凛として」に、『夢なき者に成功なし』との私の小文が掲載されました。
吉田松陰の有名な言葉を紹介し、防災・減災、国土強靭化に関連して、インフラ整備について明確な計画を策定し、それに基づき実行することの重要性を訴えています。ぜひ、ご一読ください。
https://www.adachi-toshiyuki.jp/wp-content/uploads/c396e935d55722d34410d1faf4707138.pdf

【都内の動き】

8月31日(水)、近畿国道協議会の総決起大会に出席し、ご挨拶をさせていただきました。
続いて、兵庫南東部・兵庫播磨地域・兵庫但馬地域の各国道連絡会の合同意見交換会、さらに和歌山県国道連絡会による意見交換会に出席し、自治体の首長の皆さんと意見交換をさせていただきました。

【地方の動き】

8月27日(土)、足立としゆき後援会の会長で元参議院議員の陣内孝雄先生とともに佐賀県に伺い、陣内先生がその整備にご尽力された国土交通省が管理している国営公園「吉野ヶ里歴史公園」に伺いました。
公園では、国土交通省国営公園事務所の小島所長、江口副所長のご案内で、弥生時代における「クニ」の中心であったと考えられる環壕集落や、魏志倭人伝に記された『宮室』『城柵』『楼観』などの跡、多数の甕棺などが分布する広大な遺跡を見させていただきました。
なお、発掘当時は魏志倭人伝に記述されている「邪馬台国」の姿をはじめて具体的に示す遺跡として大きな注目を集め、現在、神社の跡地で新たな発掘が始まっておりどのようなものが発掘されるのか、大いに期待が集まっています。

続いて、佐賀市に移動し、「陣内孝雄先生の誕生日を祝う会」が佐賀県建設業協会の松尾会長のお声かけで開催され、私も出席してお祝いのご挨拶をさせていただきました。
陣内先生は、私にとりまして近畿地方整備局の企画部長、本省の河川計画課長、河川局長(現在の水管理・国土保全局長)の大先輩で、8月24日に89歳になられました。

8月28日(日)、佐賀市内の嘉瀬川で開催された「第26回嘉瀬川杯遣唐使船レース」の開会式に、主催者の陣内孝雄協議会会長をはじめ山口佐賀県知事、坂井佐賀市長、阿部国土交通省武雄河川事務所長らとともに出席させていただきました。なお、私はレースのスタートの合図の銅鑼を叩かせていただきました。
この大会は、鑑真和上が佐賀の嘉瀬に上陸したことにちなんで開催されているもので、佐賀県建設業協会の各支部や各企業、国土交通省の事務所、県の土木事務所、佐賀市役所などのチームが参加し、1チーム12~16人の手漕ぎ船で熱いレースが繰り広げられました。

続いて、有明海沿岸の東与賀海岸を陣内孝雄後援会長にご案内いただき視察しました。ムツゴロウで有名な広大な干潟が広がっており、昭和天皇行幸記念碑や東よか干潟ビジターセンター「ひがさす」等も整備されていました。
なお、前日からご案内いただきました佐賀県土木OBの三橋さんに感謝申し上げます。

続いて、国土交通省OBの足立さんにご案内いただき、神埼市内で国土交通省OBの光武さん、福山さん、山口さんと意見交換をさせていただきました。なお、足立さんには福岡空港までお送りいただき、ありがとうございました。

8月28日(日)投開票の香川県知事選挙につきまして、国土交通省の後輩で元道路局長の池田とよひとさんが見事、当選されました。誠におめでとうございます。大いに期待しています。

9月3日(土)、高知空港で四国クリエイト協会の藤山副理事長にお迎えいただき、高知市内で行われた「高知海岸堤防 地震・津波対策完成式」に出席しました。
式典では、浜田高知県知事、関係市町長、ご地元の中谷元衆議院議員、山本有二衆議院議員、尾﨑正直衆議院議員、山崎正恭衆議院議員、高野光二郎参議院議員、梶原大介参議院議員らとともに、ご挨拶とくす玉開披を行わせていただきました。
私からは、四国地方整備局長として平成21年7月から2年間、南海トラフ地震津波対策に取り組ませていただき、当時の尾﨑知事をはじめ関係市町村にご支援いただき南海トラフ巨大地震対策の戦略本部を設置し、事前の防災対策を進めたこと、その後東日本大震災を契機に平成23年度に高知海岸の地震・津波対策事業に着手し、南海トラフ地震への備えを強化するための事業をわずか10年で進めてきたことなどについてお話しし、四国地方整備局や高知県、さらには施工業者の皆さんなど、関係の皆さんに感謝とお礼を申し上げました。