足立としゆき夢だより【第271号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

10月20日(金)、いよいよ第212回臨時国会が始まりました。会期は55日間、12月13日(水)までとなっています。
この日は、開会手続き等のため本会議や各委員会が開催されるとともに、天皇陛下ご臨席のもと開会式が行われました。開会式は、新型コロナ感染防止のための参列者数の制限が解除されましたので、久しぶりに参議院本会議場に衆参国会議員がすし詰めの状態で行われました。

今国会では、岸田文雄総理から取りまとめの指示のあった経済対策を踏まえ、令和5年度補正予算案の審議が行われます。経済対策の柱立てとしては、国民の安全・安心、すなわち災害復旧や防災・減災、国土強靭化対策をはじめ、物価高騰対策、賃上げ、生産性の向上など、建設産業分野とも関係の深い項目が並んでいますので、ご承知おきいただければと思います
私としては、今年の災害においてもこれまで行ってきた防災・減災、国土強靭化の取り組みが効果を発揮しており継続が不可欠であること、建設産業の賃上げのためには公共事業予算の確保が必要であること、価格高騰の中、対前年同額であれば実質的に事業量は目減りしてしまうので増額が必要であることなどを訴えており、皆様の期待に応えられるよう頑張ります。ご支援のほどよろしくお願いいたします。

さて、10月16日(月)、都内の砂防会館で「足立敏之君を励ます会」を開催していただきました。
久々のパーティ形式の会でしたので、たくさん集まっていただけるか、大変不安に思っておりましたが、約1000人の皆さんに駆けつけていただくことができました。心から感謝を申し上げます。

会は、後援会長の陣内孝雄元参議院議員の開会挨拶で始まり、宏池会座長で前外務大臣の林芳正衆議院議員、宏池会事務総長の根本匠衆議院議員、文部科学大臣の盛山正仁衆議院議員、少子化対策・女性活躍担当大臣の加藤鮎子衆議院議員、農林水産大臣の宮下一郎衆議院議員、国家公安委員長・防災・国土強靭化担当大臣の松村祥史参議院議員、前国家公安委員長・防災・国土強靭化担当大臣の谷公一衆議院議員、前経済再生担当大臣の後藤茂之衆議院議員からご祝辞をいただきました。
また、伊東良孝衆議院議員、小林茂樹衆議院議員、上月良祐参議院議員からマイクリレーでご挨拶をいただきました。なお、お時間の都合でご挨拶をいただくことはできませんでしたが、自民党総務会長の森山裕衆議院議員、元厚生労働大臣の田村憲久衆議院議員、元総務大臣の石田真敏衆議院議員、元農林水産大臣の野上浩太郎参議院議員、内閣府副大臣の井林辰憲衆議院議員、測量設計議連会長の田中和德衆議院議員、長峯誠参議院議員、石原正敬衆議院議員にも駆けつけていただきました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

続いて、宏池会会長の岸田文雄総理のビデオメッセージが披露され、支援団体を代表して押味日建連副会長からご挨拶をいただきました。また、来賓として壇上に並んでおられました全建の今井副会長、道建協の西田会長、全中建の土志田会長、住団連の平松専務理事、全日本トラック政治連盟・全国ハイヤー・タクシー連合会の坂本最高顧問、建設コンサルタント協会の木原会長代理、全測連の岩松会長、全地連の田中会長、全生コンの斉藤会長、橋塗協の槌谷会長、補償コンの清水会長が紹介されました。

続いて、私から皆さんにお礼のご挨拶をさせていただき、乾杯のご発声は全日本トラック政治連盟・全国ハイヤー・タクシー連合会の坂本最高顧問に行っていただきました。
歓談の後、全建の今井副会長から締めのご挨拶をいただき、会は終了しました。皆さん、暖かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。

【国会の動き】

10月20日(金)、第212回臨時国会が開会され、本会議、災害対策特別委員会に出席するとともに、天皇陛下がご臨席された開会式に出席しました。

【自民党の動き】

10月4日(水)、徳島県・高知県の参議院補欠選挙の自民党公認の西内健候補予定者の応援のため高知県に伺い、「西内健と高知県の社会資本整備を語る会」を高知市と須崎市で開催いただき、激励のご挨拶をさせていただきました。

続いて、参議院補欠選挙後に行われる高知市長選挙の候補予定者の桑名龍吾さんの後援会事務所に伺い、桑名龍吾さんにお会いして激励のご挨拶をさせていただきました。

10月5日(木)、自民党の国土交通部会が開催され、総理から取りまとめの指示のあった経済対策について議論が行われてました。
私からは次のような意見を申し上げました。
①災害復旧については、中小河川の災害が顕著で、原形復旧ではなく再度災害防止の観点でしっかり対応すること
②経済成長につなげるため、生産性の向上に資する道路・港湾・空港等の交通・物流インフラの整備を進めること
③資材価格の高騰や人件費アップを考えると、事業費が前年同額では実質工事量は目減りするので、工事量が確保できるように補正予算は増額すること
なお、国土交通部会に先立ち「砂防議連」も開催され、会長である鈴木俊一財務大臣に同様の意見を申し上げました。

10月6日(金)、「公共事業有志の会」の山本有二衆議院議員、梶山弘志衆議院議員、金子恭之衆議院議員、小渕優子衆議院議員、佐藤信秋参議院議員とともに、鈴木俊一財務大臣に令和5年度補正予算・令和6年度当初予算の要望に伺いました。
私からは、資材価格の高騰や人件費アップを考えると、事業費が前年同額では実質工事量が目減りするので、工事量が確保できるように補正予算・当初予算の増額をお願いしました。

10月6日(金)、徳島・高知の参議院補欠選挙で、自民党公認の西内健候補を応援するため、徳島県に伺いました。
西内健候補はあいにくご不在でしたが、徳島県建設センターで開催された「徳島県の社会資本整備を語る会」に、自由民主党徳島県支部連合会長の中西祐介参議院議員とともに出席し、西内健候補の応援を兼ねてご挨拶をさせていただきました。ご準備いただきました西村徳島県建設業協会長、小島専務理事に感謝を申し上げます。

続いて、徳島県設備業協会に伺い、米林副会長、徳島県空調冷凍工業会の中筋会長等役員の皆様と意見交換をさせていただきました。次に、徳島県建築士事務所協会の立花会長はじめ役員の皆様と意見交換をさせていただきました。最後に、西内健候補の選挙事務所に立ち寄り、激励のご挨拶をさせていただきました。

10月10日(月)、内閣第一部会で国土強靭化について議論がなされ、私からは人件費アップや価格高騰を踏まえ公共事業費を増額するようお願いし、部会からの要望書に反映していただくことになりました。
また、大阪・関西万博推進本部において、開会を間に合わせるため遅れている点を「見える化」するとともに、2024年問題への対応を含めあらゆる手立てを講じるようお願いしました。

10月11日(水)、治水議連の会合が行われ、福島県の内田いわき市長、京都府の山崎綾部市長、深澤鳥取市長、福岡県の林朝倉市長から今年の災害の状況についてご報告いただき、意見交換をしました。それを踏まえ、決議書をとりまとめ、直ちに財務省の新川主計局長に要望に伺いました。
なお、治水議連に先立ち、住宅土地・都市政策調査会が開催され、私からは公共事業予算全体の増額を要請しました。

10月12日(木)、海岸議連(会長・山本有二衆議院議員)の総会、下水道事業促進議連(会長・田村憲久衆議院議員)の総会、水道議連(会長・田村憲久衆議院議員)の総会なと、水管理・国土保全局関連の議連の総会が順次開催され、経済対策への要望など活発な意見交換が行われました。

10月13日(金)、参議院自民党の世耕弘成幹事長の肝入りで行われている「不安に寄り添う政治のあり方勉強会」のメンバーにより、子供への現金給付や地方創生臨時交付金の追加配分などを含む「物価高騰下における困窮子育て世帯等への支援に関する緊急要望」のため、松野博一官房長官に申し入れを行いました。

10月19日(木)、衆議院長崎4区の補欠選挙の応援で佐世保市に伺い、江上コミュニティセンターで行われた個人演説会で激励のご挨拶をさせていただきました。ご同行いただきました長崎県建設業協会の根〆会長に感謝を申し上げます。

その他、自民党の執行部会、議員総会、国会対策委員会の正副委員長会議、宏池会の定例会、海岸議連による財務大臣への申し入れ、下水道議連・水道議連による財務省寺岡主計局次長への申し入れなどに出席したほか、10月5日(木) 、上月良祐参議院議員のセミナーに出席し、立礼をさせていただきました。

【都内の動き】

10月17日(火)、全建の奥村会長が経済対策及び補正予算の編成に向けて、松村祥史防災担当・国土強靭化担当大臣、斉藤鉄夫国土交通大臣に要望活動を行われ、佐藤信秋参議院議員とともに同行しました。

同じく10月17日(火)、三重県建設業協会正副会長及び常任理事と三重県選出国会議員との意見交換会が開催され、ご地元の田村憲久衆議院議員や佐藤信秋参議院議員とともに出席しました。

10月19日(木)、「四国治水事業促進懇談会」が開催され、ご地元の衆参国会議員の先生方とともに出席しました。私からは、四国地方整備局は「ダム再生」の先進地であり、さらに技術の研鑚に努めていただきたいこと、人員が1000人程度で非常に厳しい状況にあるため増員が必要であることなどを訴えました。
【地方の動き】

10月2日(月)、海岸協会の視察で、副会長を務めておられる曽根町長の北海道東部の別海町に伺い、海岸侵食への対策で苦労されている野付半島、鮭の遡上がピークを迎えている標津川のサーモンパーク等に伺いました。翌日は、釧路川の自然再生事業の整備区間や釧路港、道東自動車道の整備箇所等を視察させていただきました。

10月6日(金)、高松市で開催された「第27回西日本技術士研究・業績発表年次大会」の歓迎レセプションに、与党技術士議員連盟幹事長と言う立場でもあるため、大会実行委員長で大学の同級生でもある末澤さんからのご案内で出席させていただき、佐々木四国地方整備局長とともにお祝いのご挨拶をさせていただきました。

10月7日(土)、愛媛県松山市で開催された「松山道後秋祭り」に、愛媛県建設産業団体連合会長で元愛媛県建設業協会会長の西岡道後伊佐爾波・湯神社八町会総代にご案内いただき、長谷川淳二衆議院議員、野志松山市長などの皆さんとともに参加をさせていただきました。
会場では、豪快な神輿の鉢合わせが次々と行われ、全国的にも珍しい二体の神輿同士を大きな音を立ててぶつけ合い、担ぎ手たちが押し合う熱気あふれる姿や、担ぎ手が神輿の下敷きになるような迫力ある様子に、驚きました。初めて参加したお祭りでしたが、台湾やタイからもたくさんの参加者があり、大いに魅了されました。

10月11日(水)、佐賀市で開催された「九州建設業協会定例懇談会」に、会長の藤田鹿児島県建設業協会長のご案内で佐藤信秋先生とともに出席し、ご挨拶させていただきました。九州各県の建設業協会の会長や森戸九州地方整備局長をはじめ幹部の皆さんが出席されておられました。なお、治水議連の要望活動で遅れての到着となり、申し訳ありませんでした。

10月13日(金)、私が平成4年~7年の建設当時、所長を務めておりました宮ヶ瀬ダム工事事務所のOB会「宮ヶ瀬会」の総会に出席し、ご挨拶をさせていただきました。
この総会で私が会長を辞任し、新たに西田博さんに会長をお願いすることとなりました。今後とも宮ヶ瀬会をよろしくお願いいたします。
総会後の懇親会には、地元の清川村の岩澤村長にもご出席いただき、久しぶりにOBの皆さんと楽しく歓談することが出来ました。皆さんには、長年お支えいただき、ありがとうございました。

10月14日(土)、清元姫路市長のお招きで姫路市に伺い、志々田副市長のご案内で「灘のけんか祭り」を見させていただきました。松山市の「松山道後秋祭り」同様、大変勇壮なお祭りで驚きました。
夕方からは、測量設計政治連盟の野瀬会長のご配慮で、姫路地区の建設業・測量設計業の皆さんと意見交換をさせていただきました。ありがとうございました。

10月18日(水)、全建の中国地域懇談会後の意見交換会に出席し、ご挨拶をさせていただきました。島根県建設業協会の平塚会長のご案内で、中国各県の建設業協会の会長や中﨑中国地方整備局長、岩﨑副局長をはじめ幹部の皆さんが出席されておられました。
なお、それに先立ち、広島駅前で大林組等が行っている再開発の現場を視察させていただきました。路面電車が広島駅の二階にルートを変えて侵入していくようになるとのことで、そのダイナミックさに大いに驚きました。ご案内をいただいた国土交通省のOBの藤原さん、ありがとうございました。