足立としゆき夢だより【第274号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

12月になりました。国会議事堂周辺の銀杏並木もすっかり黄色く色づき、冬の到来も間近となってまいりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

11月24日(金) 、衆議院の予算委員会、本会議において令和5年度補正予算案が可決され、衆議院から参議院に補正予算案が送られてきました。
これを受け、参議院の予算委員会で、11月27日(月)、28日(火)の両日、総理及び全閣僚入り、NHK中継ありで総括質疑を行いました。私は、昨年度に続いて予算委員会の理事を拝命していますので、最前列、奥側の席に座っており、テレビにも再三映っておりました。テレビ越しに応援いただいた皆さんに感謝申し上げます。
なお、11月27日(月)には、末松信介予算委員長のトイレ休憩中、ピンチヒッターで委員長の替わりに進行役を勤めました。初めての経験でもあり緊張しましたが、「岸田内閣総理大臣!」と指名させていただくなど、いい経験をさせていただきました。

11月29日(水)、参院予算委員会で締めくくり質疑の後、令和5年度補正予算案を、自民、公明、日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決しました。
続いて夕方、参議院本会議で令和5年度補正予算案の採決に当たり登壇し、賛成討論を行いました。令和5年度補正予算案には、防災・減災、国土強靱化等に必要な公共事業予算を確保しており、「インフラの再生なくして、日本の再生なし」と、その必要性を強調させていただくことができましたので、感激しました。
その後、令和5年度補正予算案を、自民、公明、日本維新の会、国民民主党の賛成多数で可決し、補正予算は成立いたしました。ご支援、ありがとうございました。

なお、補正予算のうち公共事業予算は2兆2009億円で、そのうち防災・減災、国土強靱化が1兆3022億円、災害復旧が4026億円、生産性向上が4961億円となっています。これから、順次皆様の手許に届いてまいりますので、ご期待をいただきたいと思います。

以下、最近の動向を報告いたします。

【国会の動き】

11月27日(月)、28日(火)の両日、参議院予算委員会で令和5年度補正予算案の総括質疑を行いました。
11月29日(水)、引き続き予算委員会において令和5年度補正予算案の締めくくり総括質疑を行い、その後ただちに採決を行い、可決しました。
続いて、参議院本会議が開催され、与野党が賛成、反対の立場から討論を行い、私は自民・公明を代表して、賛成討論をさせていただきました。
直ちに採決が行われ、令和5年度補正予算案を、賛成多数で可決・成立させることができました。ありがとうございました。
直後に、参議院会長室において、岸田文雄総理から関口昌一会長をはじめ参議院の幹部の皆様に、御礼のご挨拶がありました。

その他、本会議や予算委員会理事会、理事懇談会、ベトナム社会主義共和国のトゥオン主席による国会演説などに出席しました。

【自民党の動き】

11月21日(火)、「ITS推進・道路調査会」に出席し、特定非営利活動法人ITS JAPANからのITS世界会議の報告を聴取するとともに、道路財源確保を求める都道府県議会議員の会の皆様から、道路整備の推進についてご意見を伺いました。

11月22日(水)、「次世代を見据えた良質な新しいマンションの供給を推進する議員連盟」の設立総会に出席しました。続いて「国土強靭化推進本部」の会議、さらには「道路標識等議員懇談会」の会議に出席しました。
また、高知県知事選、高知市長選に向けた打合せ会に出席しました。11月26日(日)には、投開票が行われ、自民党が推薦した現職の浜田省司知事が再選され、市長選でも自民党が推薦した新人の桑名龍吾候補が当選されました。皆様には、暖かいご支援ありがとうございました。

11月23日(木・祝)、愛媛県新居浜市で開催された、自民党新居浜支部の第31回時局講演会において国政報告をさせてただきました。ご地元の井原巧衆議院議員、石川新居浜市長も出席され、約300名の皆様に、脆弱な我が国のインフラの整備を進め、経済成長を図っていくためにも、公共事業予算の確保が必要であることを訴えさせていただきました。

その他、参議院自民党の議員総会、執行部会、政策審議会の勉強会、自民党の税制調査会の正副・顧問・幹事会議や小委員会、行政改革推進本部の役員会、国土交通部会税制勉強会、宏池会の定例会議などに出席しました。

【都内の動き】

11月22日(水)、東京の新たなランドマーク「麻布台ヒルズ森JPタワー」の内覧会に、森ビルの里見特別顧問、東野さんにご案内いただき、施工を担当した清水建設の杉野部長、土木の王尾副本部長、中山副部長にもご同行いただき、視察させていただきました。
「森JPタワー」は地上64階建てで、高さが330メートル。東京タワーとほぼ同じ高さで、ビルとしては日本一の高さとなります。
最初に、入居企業とその従業員がワークプレイスとして使うための拠点となる34階の施設「ヒルズハウス」を見学しました。ここの一角には、三國さんの大きなレストランが入るとのことでした。次に、オフィスとしては最上階となる52階を視察させていただきました。いずれもハイクオリティで、センス溢れる構造・設計になっていました。なお、53階から62階は高級マンション「アマンレジデンス東京」になっており、見ることはできませんでした。
最後に、1階の中央広場に降りて拝見させていただきましたが、約6,000m²の広さを誇る緑豊かな空間となっており、都心部であるにもかかわらず、自然あふれる憩いの場が創られていました。非常に大きなスケールと、質の高い魅力的な空間に驚きました。

夕方には、「信州みちの会」に出席しご挨拶をさせていただき、続いて「水源地環境センター技術研究発表会」後の懇親会にお声かけをいただき、出席しました。水源地環境センターは、私が平成7年、8年に在籍していた懐かしい職場であり、参加された諸先輩方や現職員のみなさまと親しくお話をさせていただきました。

11月27日(月)、令和5年度ダム功績者表彰式並びにダム工事総括管理技術者認定証授与式が開催され、予算委員会の関係で式典には間に合いませんでしたが、懇親会に出席し、表彰及び認定の栄に浴された皆さまにお祝いのご挨拶をさせていただきました。付き合いの長い方々も、たくさん出席しておられ、親しくお話をさせていただきました。

11月28日(火)、東京北陸会に出席してご挨拶をさせていただきました。続いて、国会ラグビーワールドカップ2023フランス遠征団帰国懇談会に出席し、パリのワールドカップの際に行われた、フランスの国会議員のチームとのエキシビジョンゲームの話題で盛り上がりました。

11月30日(木)、全国さく井協会による松村防災担当大臣への要望に、さく井協会会長として同席いたしました。熊本県や富山県で取り組みが進められている防災井戸の必要性についてご説明をさせていただき、松村大臣も熊本地震のご経験を踏まえ賛同いただきました。

その他、道路標識・標示業協会の未来を語る懇談会、旧建設省OBの衆参国会議員の懇談会、滝波宏文君を励ます会などに出席いたしました。

【地方の動き】

11月21日(火) 、栃木県鹿沼市で水資源機構が建設中の南摩ダムに伺いました。
現地では、水資源機構の竜澤ダム事業部長、長田次長、福田思川開発建設所長にご案内いただき、ダム本体の建設現場では大成建設の長井作業所長に施工中のコンクリート表面遮水壁工事(フェイススラブ打設)についてご説明をいただきました。国土交通省OBで大成建設本社の越智常務執行役員にも合流いただきました。
このダムは、コンクリート表面遮水型ロックフィルダム(CFRD)で、先行してロック材を盛り立てた上流側にコンクリートのフェイススラブを施工し、堤体内に水が浸透しないよう覆うダムで、ダム本体工事で本格的に採用するのは日本で初めてです。
フェイススラブは、移動式型枠をウインチで牽引し1時間に2mの速度で連続的にコンクリートを打設することができます。上流面は急勾配ではありますが、あらかじめ設置してある鉄筋の間に堅練りのコンクリートを流し込んでも、水分が分離してたれることもなく、また型枠が浮き上がることもなく、高品質なフェイススラブを継目無く連続的に打設できていました。
百聞は一見にしかず、またとないチャンスですので、ぜひ皆さんも現地でご覧ください。

11月24日(金)、長野県松本市で開催された、長野県建設業協会との懇談会に出席し、意見交換をさせていただきました。