令和6年 能登半島地震視察-19

3月15日(金)、能登半島地震で液状化により被災した内灘町、かほく市に伺いました。
小松空港で石川県建設業協会の地中常務理事と西出参与にお迎えいただき、「道の駅 内灘サンセットパーク」で石川県建設業協会の平櫻会長、河北郡市土建協同組合の表代表理事、福居専務理事、岩本事務局長、内灘町建設業協会の狭間会長と合流し、被災状況のご説明をいただきました。
その後、河北潟干拓地を囲う堤防(総延長19km)が最大2m以上沈下した地点に伺いました。地震の揺れで基礎地盤が流動化して堤防が大きく沈下していました。
続いて、内灘町西荒屋地区からかほく市大崎地区にかけて砂丘と河北潟に挟まれた県道沿いを調査しました。
地震による液状化で、地盤が流動化しており、住宅や建物、神社等が地面にめり込んだり、傾いて被災しており、道路は波打ち電柱が倒れかかっている厳しい状況でした。広範囲に液状化している中で、今後どのようにこの地域の復旧復興を図るのか、集団移転を含め難しい判断が求められると思います。