足立としゆき夢だより

佐藤 のぶあきHP

足立としゆき夢だより【第108号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

9月20日(木)、自民党の総裁選が行われ、安倍晋三総裁が三選を果たされました。心からお慶びを申し上げます。
それに先立ち、19日(水)、安倍晋三総裁ご本人が参議院議員会館の私の部屋までご挨拶にお見えになりました。また、石破茂候補にも部屋までお越しいただきました。両候補には、心から感謝を申し上げます。
19日夕方、安倍晋三総裁の街頭演説会が都内の秋葉原で行われました。私も含め、安倍総裁を支持する方々がたくさん集まりました。
20日(木)、総裁選の当日は、12時から安倍晋三選挙対策本部の「必勝出陣の会」が都内のホテルで開催され、支援する衆参国会議員が集まって安倍総裁を送り出しました。
13時から党本部で衆参国会議員による投票が行われました。直ちに開票され、553対254(議員票329対73)で、安倍晋三総裁が三選を決められました。
続いて、党大会に代わる両院議員総会において安倍総裁がご挨拶され、「気象の変化に対応するため、緊急に三ヶ年で防災対策を講じていく」ことを改めて強調されました。ぜひとも期待したいと思います。
その後、安倍晋三選挙対策本部による「選挙結果報告会」が行われ、安倍総裁選のご挨拶のあと、岸田文雄政調会長のご発声で万歳三唱が執り行われ、一連の行事が終わりました。

さて、9月12日(木)夕方から、岸田文雄政調会長に随行し、坂本哲志衆議院議員とともに9月6日に発生した北海道胆振東部地震の被災地調査に入りました。
9月13日(木)、自民党の岸田政調会長、坂本哲志衆議院議員とともに、北海道庁、札幌市役所に伺いました。地元の衆議院議員の吉川貴盛先生、中村裕之先生、渡辺孝一先生が合流されました
まず、北海道庁内の災害対策本部に伺い、詰めている皆さんに激励を行いました。
次に、高橋知事、秋元札幌市長から地震関連で、早期激甚指定、被災者支援、電力の安定確保、観光需要回復、地方財政措置などについてご要望がありました。続いて、観光産業の皆さんから、電力供給の安定化、観光産業への支援、風評被害防止などについて要望がありました。

引き続き、札幌市役所の災害対策本部に伺い、詰めている皆さんに激励を行うとともに、秋元市長をはじめ幹部の皆さんから清田区の液状化や地下鉄東豊線沿線の地盤沈下による被害状況等について説明を受けました。震源からかなり離れた場所で液状化や地盤沈下などが起こっていることに驚きました。

続いて、札幌市清田区の液状化による被害の現場に、秋元札幌市長のご案内で伺いました。札幌市清田区では、 昭和53年頃造成した住宅団地、特に谷地形のところを埋め立てて造成した地域で激しい液状化が発生し、道路や公園が2m以上陥没するとともに、里塚地区、清田地区あわせて100棟近い家屋が傾き使用できなくなるなどの被害が出ました。
私もこれまで液状化の現場をいくつか見た経験がありますが、これほどの沈下量のものは初めての経験でした。今後この地域全体をどのように復旧・復興していくのか、大きな課題と考えられました。

引き続き、震度6強の地震に見舞われた「むかわ町」に伺いました。
まず、鵡川上流部の穂別支所に伺いました。堀井学衆議院議員、長谷川岳参議院議員が合流され、道庁からも辻副知事に同行いただきました。
最初に、支所内に避難されている被災者の皆さんに岸田政調会長が激励をされました。
続いて、この地区の災害対策の本部長から被災状況の説明がありました。もともと二系統あった商用電源が鉄塔の倒壊でいずれも使用不能で、急遽送り込まれた電源車2台に頼っており、工場や農場の電力が不足しているとのことでした。なお、地元の建設業界からは山越組の社長に出席いただきました。
その後、むかわ町議会の小坂議長が組合長の森林組合に伺い、被災状況の説明を受けました。橋本聖子参議院議員会長が合流されました。

引き続き、旧鵡川町の中心街に移動し、鵡川農業協同組合で農業被害の状況について説明を受けました。続いて、むかわ町役場に伺い、竹中町長から被災状況について説明をいただきました。町長からは特に、グループ補助金の適用、被災家屋の解体、JR日高線の復旧について強い要望をいただきました。建設業界からは地元の福田組の社長に出席いただきました。
引き続き、竹中町長の案内で被災した商店街を見て回りました。10店舗近くが大きな被害を受けており、すでに撤去された商店もありました。商店街の再生ができるよう、何とか頑張っていただきたいと思います。

その後、むかわ町で岸田政調会長一行と別れて、室蘭開発建設部の苫小牧河川事務所の吉田所長の先導で、鵡川河口部の堤防被災箇所を視察しました。元北海道開発局長の鈴木さんにご案内いただきました。
鵡川河口部左岸では2kmにわたり堤防に縦断クラック、横断クラックが発生していましたが、連節ブロックと止水シートによる緊急復旧が、震災後1週間でちょうど終わったところでした。よく頑張っていただいたと思います。ありがとうございました。

その後、苫小牧河川事務所の会議室をお借りして、室蘭建設業協会の中田会長、山口・池田両副会長と今回の地震対応について意見交換を行いました。協会からは、「道は緊急対応は随契で行うが、今後の発注は一般競争で行うと言っている」と不安の声が上がっていました。この件については、9月7日に国土交通省から道庁あてにガイドラインに基づき随契あるいは指名競争によるように通達が出ており、改めて国土交通本省、道庁に徹底を求めました。その他、震災直後の燃料不足への対応や、現場代理人が不足するので急がない工事は延期するなどして欲しいとの要望をいただきました。

9月14日(金)、北海道胆振東部地震で震度7を記録した厚真町に伺いました。元北海道開発局長の鈴木英一さんにご案内いただきました。
最初に厚真町役場に伺い、宮坂町長に激励のご挨拶をさせていただくとともに、北海道開発局からTEC-FORCEとして派遣されて来ている皆さんに激励のご挨拶をさせていただきました。

その後、北海道開発局開発監理部の平野次長、農林水産部の北田事業計画課長、都築農業調査課長、北海道庁建設部の北谷技監にご案内いただき、激甚な被害を生じた厚真町の吉野地区、富里地区に伺いました。
大変な被害を受け注目を集めた吉野地区は、山が面的に延々数百mにわたり落ちており大変な被害を受けていましたが、犠牲者の捜索が終わったばかりで近くまで伺うことはできませんでした。
富里地区でも、大規模な崩壊が発生して大きな被害を生じており、特に完成したばかりの浄水場が被災して、凄まじい有様でした。
また、富里地区の直上流で6万㎥もの土砂と流木で河道が埋塞している箇所にも伺いました。全国の整備局からバックホーが投入され、それに加えて地元の建設業の皆さんがバックホーを大量に投入して全力で頑張っており、1週間で何とか元の河川の形を復元していました。その頑張りに心から敬意を表します。

引き続き、厚真町内のダムの現場に伺いました。
まず、伺ったのが試験湛水を終えたばかりの厚幌ダムです。台形CSG工法で施工した高さ47.2mのダムです。大きな地震に見舞われ貯水池周辺の土砂崩落はありましたが、ダム本体は全く問題ありませんでした。
続いて、厚幌ダムの貯水池末端にある灌漑目的の高さ38.2mのロックフィルダム厚真ダムに伺いました。ダムが決壊の怖れがあるとマスコミが報道して話題になったダムですが、ダム堤体に大きな損傷はなく、全く問題はありませんでした。
ただし、ダムサイト左岸の山が崩れ余水吐きに土砂や流木が大量に流入しており、自衛隊に一部除去していただき、これから本格的に建設業の皆さんの機械力でその土砂を除去するところだと伺いました。なお、余水吐きの管理橋を土砂と流木が大量に流れ、ダム堤体の天端中央あたりまで堆積している光景には驚きました。
現地に伺って、マスコミが報道したダム決壊などという話は全くの事実無根であることがわかりました。やはり、現地で自分の目でしっかり確認することが大事だと改めて感じました。
ご案内いただいた皆さん、ありがとうございました。

さて、最近の動向を紹介します。

【国会関係】

国会は閉会中であり、特段の動きはありませんでした。

【自民党関係】

9月11日(火)、自民党の「北海道地震・台風21号災害対策本部」の会合が、二階俊博幹事長のご出席のもと開催されました。
政府の対応状況について各省庁から報告をいただくとともに、当面の課題などについて審議しました。特に北海道の電力供給の状況や関空の運行状況に関心を持っておられる先生が、たくさんおられました。
私からは、厚真町の大規模な土砂災害の被災地において、行方不明者をすべて発見いただいた関係機関の皆さんに感謝を申し上げた上で、今後どのように被災地を復旧・復興していくのか、北海道開発局の組織のメリットを活かし農林サイドと国土交通サイドが緊密に連携して、地域づくり・街づくりの観点で検討を進めるようにお願いをしました。
また、最近の大災害の頻発を踏まえ、再度災害防止のみならず事前の防災対策を、安倍総理が所見演説会でおっしゃられたように3ヶ年集中して緊急的に行うよう求めました。

9月21日(金)、測量設計議連の田中和德衆議院議員、谷公一衆議院議員、岩井茂樹参議院議員、全国測量設計業協会連合会の野瀬会長とともに「測量設計の地域防災の担い手としての役割に関する要望」に、内閣府の山下雄平政務官、国土交通省の牧野たかお副大臣、農林水産省の礒崎陽輔副大臣のところにそれぞれ伺いました。

続いて、急遽開催された国土強靭化推進本部に駆けつけ、安倍総理からご指示のあった重要インフラの緊急点検に関連して、今年道路法を改正して導入した重要物流道路について指定に向け災害への強靭さについて早期に点検・強化すること、広島や北海道のような激甚な土砂災害でも人的な被害が最小化できるように事前防災の措置を講じること、河川についても同様に壊滅的な被害が生じないように事前防災に努めることなど、意見を申し上げました。

9月25日(火)、沖縄県知事選の応援で沖縄県にまいりました。。
午前中は、宏池会の名誉会長の古賀誠先生に同行し、まず、「沖縄県民の会集会」として那覇市内の「さきま淳」知事候補の選挙事務所に大手・中堅建設会社の関係者にお集まりいただき、國場幸之助衆議院議員、泉田裕彦衆議院議員、10月21日投開票の那覇市長選挙に出馬予定の自民党県連会長代行の翁長政俊県議らとともに応援のご挨拶をさせていただきました。私からは「この選挙は民主党政権下でつらい思いをした建設分野にとって死活問題であり、正念場でもあるので全力で取り組んで欲しい」とお願いしました。続いて古賀誠先生が、選挙への想いを熱く強く語られました。
引き続き、市内のトラック協会に伺い、「沖縄県トラック・バス・タクシーとの会」に出席しました。まず、古賀誠先生から選挙への想いを熱く語っていただき、続いて私からご挨拶をさせていただきました。沖縄県トラック協会の佐次田会長をはじめバス、ハイヤー・タクシーそれぞれの代表の方々からもご挨拶をいただきました。全日本トラック協会の坂本会長も駆けつけご挨拶をされ、大いに盛り上がりました。

午後からは自民党政調会長で宏池会会長でもある岸田文雄衆議院議員に同行して、沖縄県内を回らせていただきました。岸田会長は、沖縄担当大臣や外務大臣を経験されており、沖縄のことは大変お詳しいです。
まず、豊見城市の第一交通グループの琉球バス交通を訪問し、岸田会長とともにご挨拶をさせていただきました。
続いて、浦添市の沖縄県建設業協会に伺い、「沖縄県建設産業団体連合会との意見交換会」に出席しました。私が司会進行を務めさせていただき、沖縄県建設業協会の下地会長からご挨拶をいただいた後、「地元の建設会社の活用」についての要望書が下地会長から岸田会長に手交されました。それを受けて、岸田会長から知事選応援についてご挨拶がありました。最後は恒例のガンバローコールで締めくくりました。
引き続き、沖縄県トラック協会に伺い、ご出席の幹部の皆さんに岸田会長とともにご挨拶をさせていただきました。私からは、「台風24号が接近しており土日は暴風雨に見舞われる可能性が高いので期日前投票を徹底して欲しい」旨、お願いしました。佐次田沖縄県トラック協会会長からも力強い応援のご挨拶がありました。ありがとうございました。

【都内の催し】

9月18日(火)、大学時代に河川工学研究室で大変ご指導いただいた井上和也京都大学名誉教授の喜寿のお祝いの会を開催しました。我々が今日あるのも先生のおかげです。同じ研究室に所属し、同じ思いの懐かしい顔ぶれにたくさん駆けつけていただき、大いに盛り上がりました。

9月20日(木)、日本公園施設業協会の皆さんと意見交換を行いました。

9月21日(金)、全国建設業協会の協議員会に佐藤信秋参議院議員、脇雅史前参議院議員とともに出席し、ご挨拶をさせていただきました。
そこでも、総理が指示をされた重要インフラの緊急点検について触れ、大規模補正に向けて佐藤先生とともに頑張ることをお約束させていただきました。

【地方の催し】

9月15日(土)、秋田県東成瀬村に伺い、東北地方整備局が事業を進めている成瀬ダムの本体工事着工式に出席させていただきました。
成瀬ダムは、ダム高114.5m、堤頂長755m、全国ではじめて大規模ダムに台形CSG工法を採用することとしており、堤体積は485万㎥あります。本体工事は鹿島・前田・竹中土木のJV、原石山は大成・佐藤・岩田地崎のJVが担当します。
式典には、佐竹敬久秋田県知事、御法川信英衆議院議員、中泉松司参議院議員をはじめたくさんの方々が参加され、私も祝辞を述べさせていただきました。
成瀬ダムは、平成21年に民主党政権になった際に一度ダム検証で止まった経緯があり、平成25年、私が水管理・国土保全局長の時に「継続」を決定した思い出深い事業です。また、同じ雄物川流域で35年近く前に私自身が玉川ダムの建設に携わった経緯もありますので、ことの外思い入れの強いダムでもあります。台形CSG初の大規模ダムとして、世界に誇れる画期的なダム事業となりますよう大いに期待しています。

成瀬ダムの式典の終了後、本体工事を担当する鹿島・前田・竹中土木のJVの直会にお声掛けをいただき参加させていただきました。私が宮ヶ瀬ダムの所長の際の本体JVの所長であった鹿島の田代副社長や次長だった土木管理本部副本部長の高田専務、前田の足立専務、竹中土木の竹中社長も出席しておられました。
なお、本体JVの所長は、今年2月に大分県の大分川ダムの湛水式に参加した際にJVの所長として頑張っていた奈須野さんで、当時も直会に参加させていただきましたので、特別なご縁を感じます。

続いて、原石山を担当する大成・佐藤・岩田地崎のJVの直会にも参加させていただきました。大成からは田中副社長、佐藤からは平間土木事業本部長、岩田地崎からは関副社長が出席されていました。直会には関副社長からお声掛けをいただきました。
いずれも、あまり時間がなく申し訳ありませんでしたが、ダム仲間の皆さんと楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

9月23日(日)、実家のある京都府北部の福知山市に立ち寄り、アーケードのある新町商店街を覗いてみたら「福知山ワンダーマーケット」というフリーマーケットのようなイベントを開催中でした。
8月16日にこの新町商店街の「まちかどキャンパス吹風舎(ふくちしゃ)」で街づくりに関するワークショップで基調講演を行いましたが、その際にファシリテーターとしてお世話になった福知山公立大学の谷口教授に、その通りでばったりお会いしました。このイベントの実行委員長をされているとのことです。先生のお勧めで「吹風舎」にも顔出しし、学生さんたちにご挨拶させていただきました。

9月24日(月・祝)、北近畿豊岡自動車道豊岡道路の起工式が兵庫県豊岡市で開催され、谷公一衆議院議員、清水貴之参議院議員、荒木副知事、中貝豊岡市長、廣瀬養父市長とともに出席して、祝辞を述べさせていただくとともに、鍬入れを行わせていただきました。
祝辞では、最近の災害の発生状況を踏まえ、ミッシングリンクの早期解消と、次のステップとしての4車線化を強く訴えました。
北近畿豊岡自動車については、平成18年7月の春日~和田山間の開通式にも近畿地方建設局の企画部長として参加をさせていただきました。その後、順次北に伸びてきて現在は日高神鍋高原ICまで開通しており、とても便利になりましたが、豊岡ICまでの一日も早い完成に向け頑張ってまいりますので、皆さんのご支援をよろしくお願いいたします。

【建設分野のトピックス】

政府は、今年の通常国会で成立した「気候変動適応法」に基づき「気候変動適応計画」の案をとりまとめました。各地で激甚化する水害への対策では、河川管理者が流域ごとに策定している河川整備計画の見直しを打ち出し、減災の観点を考慮した最適な施設の配置や整備の手順を、上下流や本支川のバランスにも配慮して、考えることとされています。適応計画案は10月18日まで受け付けられるパブリックコメントを経て、11月末までに閣議決定される予定です。安倍総理が指示した、重要インフラの緊急点検と合わせて、事前防災対策がスピード感を持って進むことを期待しています。

皆さん、引き続き、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

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