足立としゆき夢だより【第189号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

10月14日(木)、第205回国会(臨時国会)において、衆議院が解散されました。私も、衆議院本会議場の参議院議員席で傍聴させていただき、大島理森衆議院議長が解散詔書を読み上げ、議場から「万歳」の声があがり、衆議院が解散されるのを直接拝見し、胸が熱くなりました。その後、臨時閣議において、衆議院議員総選挙を「10月19日公示、31日投開票」とする日程が決定されました。私も微力ながら、衆議院議員選挙に向けて全力で取り組んでまいりますので、皆様には、力強いご支援をよろしくお願い申し上げます。

それに先立ち、10月4日(月)、第205回臨時国会が開会され、参議院本会議において、岸田文雄自民党総裁が内閣総理大臣に指名されました。前回の夢だよりでご報告させていただいたとおりです。

続いて、10月8日(金)には、天皇陛下のご臨席のもと、第205回国会の開会式が行われました。新型コロナウイルス対策のため本会議場への入場が制限されており、私自身は国会正門前庭で天皇陛下のご送迎のみ行わせていただきました。
その後、参議院本会議が開かれ、岸田総理より所信表明演説が行われました。
その中で「重要インフラの整備などの国家的課題に計画的に取り組みます。」として、「老朽化対策を含め、防災・減災、国土強靱化の強化とともに、高速道路、新幹線など、交通物流インフラの整備を推進します。」と表明されました。我々建設分野としても大いに期待できる所信表明演説であったと考えます。
続いて、10月12日(火)、13日(水)には、参議院本会議で代表質問が行われ、自民党からは世耕弘成幹事長らが質問に立たれ充実した議論が行われました。

ところで、10月8日(金)、九段下の足立敏之後援会事務所で「足立としゆきを後援する会の事務所開き」を行いました。本来ならもう少し早く行いたかったところでしたが、新型コロナウイルスの影響でのびのびになっていたものです。
会の冒頭、後援会長で参議院議員の大先輩の陣内孝雄先生からご挨拶をいただき、続いて代表世話役の清治元技監から応援のご挨拶をいただきました。私から事務所開設のご紹介と今後に向けた決意を含めてご挨拶をさせていただき、最後に谷口元事務次官から「事務所開き宣言」を行っていただきました。
なお、ご来賓として、日本建設業連合会の山本事務総長、小池専務理事、佐沢事務局長、全国建設業協会の山崎専務理事、建設コンサルタンツ協会の加本企画部長、全国測量設計業協会連合会の大島専務理事にご出席いただきました。また、宮地エンジニアリンググループ株式会社の青田社長にも駆けつけていただきました。なお、「足立としゆきを後援する会」の地方ブロック世話役の代表として関東ブロックの川西さんにもご出席いただきました。皆さんに感謝を申し上げます。
今後は、この事務所に佐藤克英副代表世話役、加邉良徳事務局長が専任スタッフとして常駐し、衆議院議員選挙の動きを踏まえつつ、来年夏に行われる参議院議員選挙に向けて、活動してまいりますので、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、新型コロナウイルス感染症ついては、東京都内で13日、新たに72人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されましたが、感染者は5日連続で100人を下回りました。13日までの7日間平均は去年7月以来およそ1年3か月ぶりに100人を下回りました。これも、ワクチン接種の進捗と皆さんの徹底した感染症対策の成果と考えます。引き続き、感染抑制に向け皆さんとともに努力していかなければならないと考えています。

その他、最近の動向は次の通りです。

【災害被災地調査】

10月6日(水)、宮崎市内海で国道220号が地すべりにより通行止めになっている被災現場を訪れました。
宮崎空港に宮崎県建設業協会の藤元会長、県議会の商工建設常任委員会の日高委員長、参議院議員松下新平事務所の松浦秘書、国土交通省宮崎河川国道事務所の金納所長にお迎えいただき、被災現場に向かいました。なお、国土交通省OBの赤木さんと現地で合流しました。
被災現場の状況については、金納所長から説明をいただきましたが、9月13日から16日にかけての800mmを超える局地的豪雨により、高さ70m、幅100mの地すべりが発生し、宮崎市と日南市を結ぶ国道220号やJR日南線が寸断されています。
この地域の地質は、砂岩・泥岩の互層で形成されている「宮崎層群」と呼ばれる雨にもろく崩れやすい地質で、地すべり頂上部の湧水が崩落した土砂に流れ込み、腰まで埋もれてしまうような状況となり、復旧の大きな支障となったとのことです。
現場は、地元の龍南建設㈱と㈱岡崎組が24時間体制で復旧工事にあたっており、地すべり頂上部の急な斜面まで熟練オペレーターの操作で大型バックホウが登って作業を進めていました。
龍南建設㈱の現場代理人の安山さんと㈱岡崎組建設事業部工事二課長の中迫さんにインタビューをして「現場の声」を伺うことができました。私のHPにアップしており、以下のURLで見ることができますので、是非ご覧下さい。
https://www.adachi-toshiyuki.jp/todohuken/202110061154/

大変な現場ですが、10月20日(水)の通行止め全面解除に向けて、受発注者が協力して懸命に努力をされていました。

その後、被災現場から移動して宮崎市役所に伺い、戸敷市長はじめ幹部の皆様と国道220号の被災について意見交換を行いました。
市長からは、国道220号は沿線住民にとって重要な生活道路であり、観光や物流、医療など地域経済を支える重要な道路でもあり、迂回道路を兼ねることのできる東九州自動車道が未完成のため、迂回ルートが遠回りで渋滞も発生している状況なので、一日も早い復旧をお願いしたいと強いご要望をいただきました。
続いて、県の永山副知事と面談し、早期復旧に向けて意見交換を行いました。
その後、自民党宮崎県連の星原会長、丸山幹事長、日高議員、宮崎県建設産業団体連合会の正副会長、役員の皆様、建設業協会宮崎地区協会長、西都地区協会長、高鍋地区協会長と面談し、災害復旧のあり方について意見交換を行いました。

【国会及び自民党の動き】

10月14日(木)、衆議院解散に先立ち、自民党の参議院国会対策委員会に出席して日程の確認を行った上で、国土交通委員会、災害対策特別委員会、国民生活・経済に関する調査会、決算委員会、そして本会議に出席し、会期末の処理を行いました。
なお、午後1時から、衆議院の本会議が開会され、衆議院は解散され参議院も閉会となりました。

【都内の動き】

10月5日(火)、全国建設業協会のブロック会議の皮切りとして、関東甲信越地域ブロック会議にお招きをいただき、佐藤信秋参議院議員とともにご挨拶をさせていただきました。私からは、岸田文雄宏池会会長が自民党新総裁に選ばれ、第100代の内閣総理大臣に指名されたことをご報告し、これまでのご支援に対しお礼を申し上げるとともに、今後の建設産業のあり方等についてお話をさせていただきました。
このような機会を設けていただきました関東甲信越地方建設業協会の浅野会長に感謝を申し上げます。

12日(火)、ラオス大使館に伺い、フォンサムット・アニラワン大使にお会いして、参議院の関口昌一議員会長と世耕弘成幹事長からの東京オリンピック・パラリンピック参加へのお礼状をお渡しするとともに、私からもお礼を申し上げました。
大使からは、引き続きパリのオリンピック・パラリンピックへのラオスの参加に対する日本の支援と、両国の今後の友好と交流について要請をいただきました。
ラオスは、ダム事業の視察などでこれまで3度訪れたことがあり、私としても引き続き両国の友好にご尽力をさせていただくことをお約束させていただきました。

また、アンカー施工を専門とするKTB協会の立和田会長に会館にお越しいただき、来年の参議院議員選挙に向けて、推薦状を手交いただきました。ありがとうございました。

続いて、日本冷凍空調設備工業会の國松会長、白田専務理事が推薦状を持参し、手交していただくとともに、業界の最近の動向について意見交換を行いました。

さらに、東北建設業協会連合会の大槻専務、福島県建設業協会の鈴木専務、除雪費用にお詳しい福島県公共工事品質確保安全施工協議会の菅家前副会長が除雪費用に関する要望にお見えになり、意見交換をさせていただきました。

【地方の動き】

岸田文雄新総理が誕生し、いよいよ衆議院総選挙に向けた動きが全国各地で活発化しています。

10月5日(火)、参議院議員静岡県補欠選挙と衆議院議員選挙のお願いに静岡市に伺いました。
まず、静岡駅で静岡県建設業協会の杉保専務理事と合流し、参議院議員静岡選挙区の補欠選挙の若林ようへい候補予定者の事務所に激励に伺いました。事務所では若林候補予定者に直接お会いし、激励を申し上げることができました。また、佐地自民党県連総務会長や事務所の皆さんにも激励のご挨拶をさせていただきました。
また、衆議院静岡1区の上川陽子先生、静岡4区の深沢陽一先生の事務所にも激励に伺い、選挙日程が早まったことで準備におおわらわのスタッフの皆さんにご挨拶をさせていただきました。
なお、建設業協会幹部の第一建設の市川社長、静和工業の望月社長、木内建設の木内会長、平井工業の平井社長のもとにもお伺いし、幹部の皆さんに総裁選への支援に対する御礼と、参議院補欠選挙と衆議院選挙への支援のお願いをさせていただきました。

6日(水)、災害被災地調査のために訪れた宮崎市で、武井俊輔衆議院議員の事務所に伺い、武井先生をはじめ事務所のスタッフの皆様に、激励のご挨拶をさせていただきました。

7日(木)、参議院の静岡県及び山口県選挙区の補欠選挙が告示されました。
この日は山口県に伺い、山口宇部空港で国土交通省OBの岸部さんと合流し、まず衆議院山口3区から次期衆議院議員選挙に出馬予定の林芳正先生の事務所に伺いました。林先生、奥さま、篠崎宇部市長も事務所にいらっしゃいましたので、直接ご挨拶することができました。なお、林事務所には山口県測量設計業協会の伊藤会長にもご同行いただきました。
続いて、出陣式を終えたばかりの山口県選挙区補欠選挙の北村経夫候補の選挙事務所に激励に伺いました。山口県建設業協会の藤山専務にご同行いただきました。北村候補は出陣式を終え、遊説に出発され不在でしたが、事務所スタッフの方に北村候補に電話を入れていただき、直接、激励のご挨拶をさせていただくことができました。ありがとうございました。
その他、旧知の山口県土木建築部の和田部長のところにご挨拶に伺うとともに、測量設計業協会の伊藤会長の㈱宇部建設コンサルタントに伺い、社員の皆さんにご挨拶をさせていただきました。また、建設業協会宇部支部長の福島建設の川元社長をはじめ、自民党の友好団体の皆様のところにも伺わせていただきました。お世話になりまして、ありがとうございました。

10日(日)、兵庫県選出の谷公一衆議院議員の応援のため、羽田空港から伊丹空港経由で兵庫県北部の豊岡市の「コウノトリ但馬空港」に入りました。
私は生まれが兵庫県西宮市で自民党の兵庫県連に所属しており、母が兵庫県北部の朝来市和田山町の出身で谷先生のご地元でもあることから、先生にお声かけをいただき、豊岡市及び三田市で開催された兵庫5区の後援会の会合に出席し、激励のご挨拶をさせていただきました。なお、石川県議、藤田県議、小西県議、門間県議、橘県議や関係の市議会議員、町議会議員の皆さんも、それぞれの会場にご出席され、意見交換に参加されました。

11日(月)、石川県選出の西田昭二衆議院議員の応援のため、羽田空港から「のと里山空港(能登空港)」に移動し、能登地方に伺いました。
急遽、セットをお願いした日程でしたが、石川県建設業協会の平櫻会長、山岸専務理事に本部から駆けつけていただき、ご同行いただきました。ありがとうございました。
まずは、輪島市の鳳輪建設業協会に伺い、鳳輪建設業協会の福池会長、珠洲建設業協会の中市会長にお声かけいただき、西田先生の激励会を開催していただきました。
続いて、七尾市の七尾鹿島建設業協会に伺い、七尾鹿島建設業協会の田村会長、羽咋郡市建設業協会の南会長、河北郡市建設組合の表理事長にお声かけをいただき、激励会を開催していただきました。
両会場では、平櫻会長のご挨拶のあと、輪島会場では福池会長、七尾会場では田村会長からご挨拶をいただき、続いて西田先生から決意のご挨拶があり、最後に私から総裁選へのご支援へのお礼と西田先生への激励のご挨拶をさせていただきました。
西田先生は、市議や県議も務められ、インフラ整備にも精通しておられるので地元に根ざしたお話を伺うことができました。皆さん、ご支援をよろしくお願いいたします。
その後、七尾市内の西田昭二後援会事務所に田村会長と移動し、後援会幹部の皆様に激励のご挨拶をさせていただきました。私の為書きが既に届いており、掲示していただいておりました。
なお、能登空港から各会場にご案内いただき、最後は北陸新幹線の新高岡駅までお送りいただきました国土交通省OBの東川さん、ありがとうございました

【建設分野のトピックス】

10月8日(金)、岸田総理は関係閣僚に対し新たな経済対策の策定について、閣議において指示しました。指示の内容は以下のとおりです。

○ (中略)防災・減災、国土強靱化や安全保障の確保等を進め、国民の安全・安心を確保しなければなりません。
○ (中略)今夏の大雨による被害も踏まえ、防災・減災、国土強靱化を機動的・弾力的に進めてまいります。
○ この経済対策は(中略)、国民の皆様に安心と希望をお届けするためのものであり、それにふさわしい総合的かつ大胆な経済対策としたいと考えております。
○ 経済財政政策担当大臣を中心に、具体的な施策の検討を進めていただきますようお願いいたします。そして、来るべき総選挙後、速やかに経済対策を決定して補正予算を提出いたします。