速報【福島県沖地震の発生と応急対応】

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

3月16日(水)23時36分、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4、最大震度6強の地震が発生しました。私の住んでいる東京でも震度4を記録した長時間にわたる揺れに見舞われ、一部地域でブラックアウト防止の措置による大規模な停電が発生しました。
3月18日12:30の時点で、3名の方がお亡くなりになり、180名の方が負傷されています。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆様にお見舞いを申し上げます。また、応急復旧に24時間体制で取り組んでいただいている関係省庁や自治体の皆様に心から感謝申し上げます。

今回の地震による被害としては、住家被害が半壊1件、一部破損185件、火災12件とのことですが、まだ、全容の把握はできてはおりません。

一方、インフラについてみると、まず、高速道路については、東北道が17日15:30に通行止めが解除されており、常磐道も18日12時に南相馬IC~新地IC間の通行止めが解除となっています。速やかな復旧に感謝を申し上げたいと思います。

さらに、新幹線については、東北新幹線が白石蔵王~福島駅間で脱線し、現在、施設点検中とのことです。国土交通省鉄道局は、点検結果をとりまとめ、復旧見通しをすみやかに公表するようJR東日本に指導しているとのことですが、復旧には時間がかかる見込みであり、できるだけ早期に復旧を進めていただきますようよろしくお願いしたいと思います。

今後とも、関係者の力を結集することにより、一日も早い復旧をお祈りしたいと思います。

一方、3月11日(金)に参議院災害対策特別委員会で質問させていただいた道路除雪についてですが、道路局では道路除雪の執行状況の調査を踏まえて、道路除雪費の追加配分を3月18日(金)に発表しました。過去最大の支援で約557億円(国費)の追加配分となります。内訳としては、道府県・政令市(26自治体)で国費315億円、市町村(394自治体)で国費242億円です。

豪雪に見舞われた自治体から要望が強かった追加配分ですので、各自治体の皆様もこれで安心できるのではないでしょうか。

なお、ご参考までに、私の質問に当たりご協力いただきました自治体の配分額(国費)については、岐阜県高山市 138,124千円、白川村 39,090千円、京都府福知山市 9,080千円、兵庫県朝来市 27,222千円などです。ご承知おき願います。

【国土交通省サイト】
(報道発表資料)
https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001541.html
(自治体別の箇所表)
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-yosan/r3yhai.html