足立としゆき夢だより【第245号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

12月になりました。北国からは、雪の便りも聞こえてくるようになりました。皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

12月2日(金)、岸田政権が進める「総合経済対策」の裏付けとなる「令和4年度第2次補正予算」が、参院本会議で可決・成立しました。
この日は、朝から私が理事を務める参議院予算委員会の理事会、委員会が開催され、まずは委員会で起立採決が行われ、可決しました。続いて、参議院本会議に緊急上程され、起立採決により賛成多数で可決・成立しました。
補正予算は一般会計で28兆9222億円で、ガソリンや灯油の値上がりを抑える石油元売り向けの補助金に3兆271億円、電気代と都市ガス代の負担軽減にそれぞれ2兆4870億円、6203億円を計上しています。
また、公共事業費には「防災・減災、国土強靭化」に約1兆2500億円、「災害復旧」に約4000億円、「生産性の向上」に約3500億円を当てることとしています。皆さん、ぜひ期待してください。

さて、11月28日(月)、都内で「足立敏之国政セミナー」を開催いたしました。
後援会長の陣内孝雄元参議院議員の開会挨拶に続いて、宏池会会長の岸田文雄総理のビデオメッセージが紹介されました。岸田総理からは、私の日頃の取り組みについてご紹介をいただくとともに、力強い激励のお言葉をいただきました。
続いて、来賓として林芳正外務大臣、遠藤利明総務会長、谷公一防災・国土強靭化担当大臣からご挨拶をいただきました。また、野上浩太郎参議院国会対策委員長、西田昭二国土交通政務官にも駆けつけていただきました。

次に、支援団体を代表して蓮輪日本建設業連合会副会長からご挨拶をいただき、全国建設業協会の奥村会長、住宅生産団体連合会の井上副会長、全日本トラック協会の坂本会長、建設コンサルタンツ協会の野崎会長、全国測量設計業協会連合会の岩松会長、全国地質調査業協会連合会の田中会長を壇上でご紹介をさせていただき、一言ご挨拶をいただきました。

続いて、読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんから、「どうする日本」と題してご講演をいただきました。橋本五郎さんは、日頃から私が公私にわたり、お世話になっている方で、「本日は足立議員の友人として伺った」とありがたいお言葉をいただきました。
ウクライナ情勢から始まって、安倍晋三元総理の国葬、そして岸田政権への期待、岸田政権を支えて活動している私に対する叱咤激励など、迫力溢れるお話を聞かせていただきました。感動的なご講演に、皆さん、席を立つ方も全くなく、聞き入っておられました。橋本先生には、素晴らしいご講演、ありがとうございました。
その後、私から皆さんに、2期目を迎えこれからは、「建設産業の再生なくして、日本の再生なし」に加え、「インフラの再生なくして、日本の再生なし」を掲げ活動していくとの決意のご挨拶をさせていただきました。なお、最後に全建の奥村会長から締めのご挨拶をいただきました。
会場には、全国各地からたくさんの皆さんに駆けつけていただきました。心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

【国会の動き】

令和4年度第2次補正予算案の審議が始まり、11月22日(火)に参議院本会議で財務大臣の財政演説と岸田文雄総理をはじめ閣僚への質疑が行われました。
続いて、参議院予算委員会が開催され、財務大臣から令和4年度第2次補正予算案の趣旨説明が行われました。

その後、11月29日(火)に衆議院本会議で令和4年度第2 次補正予算案が可決成立され、参議院に送られてきました。それを受けて、11月30日(水)に参議院の予算委員会で審議が始まりました。NHKで中継されていましたので、ご覧になられた方もたくさんおられたと思います。私は予算委員会の理事として最前列で協議事項の調整などの役割を担いました。
なお、冒頭でご紹介したとおり、補正予算案は12月2日には参議院本会議で可決・成立いたしました。

【自民党の動き】

11月24日(木)、自民党の「日本建設職人社会振興議員連盟」の職人基本計画見直し検討会が開催され、櫻田義孝衆議院議員、佐藤信秋参議院議員らとともに出席し、職人基本計画見直しの方向性等について国土交通省や厚生労働省の皆さんとともに議論を行いました。

その他、参議院の執行部会、議員総会、国会対策委員会の全体会議及び正副委員長会議、政調全体会議、宏池会例会等が開催され出席ました。

【都内の動き】

11月 22日(火)、中国地方整備局のOBで構成されている中国温旧会東京支部の総会後の懇談会に、平口洋衆議院議員、佐藤信秋参議院議員とともに出席し、ご挨拶をさせていただきました。

11月25日(金)、都内で開催されました水源地環境センターの第23回技術研究発表会の冒頭、ご挨拶をさせていただきました。
平成7、8年に勤務させていただいき、環境アセスやモニタリング、希少猛禽類の調査など、研究第三部長として担当させていただいた懐かしいセンターです。久しぶりに先輩や一緒に仕事をした同僚の皆さんとお会いすることが出来ました。ご配慮いただきました平井理事長に感謝を申し上げます。

11月 28日 (月)、日本鉄塔工業株式会社 創業100周年記念式典に有田社長のご配慮で出席し、ご挨拶をさせていただくとともに、鏡開きをさせていただきました。

続いて、都内でダム建設功績者表彰とダム工事総括管理技術者認定証の合同の授与式が開催され、出席してご挨拶をさせていただきました。
ダム仲間の皆さんがたくさん集まっておられ、東北の本多さん、北陸の酒井さん、九州の遠山さん、平取ダムの元所長の大木さんなど、一緒に仕事をした方々をはじめよく知っている方々とお会いすることができ、嬉しい限りでした。

12月1日(木)、和歌山県建設業協会青年部の矢部会長をはじめとする皆様と、今後の公共事業のあり方等について、意見交換をさせていただきました。

12月2日(金)、「全国建設青年会議第27回全国大会」が、「建設産業 未来予想図~我々が向かうべき姿とは~」をテーマに都内で開催され、総理として初めて岸田文雄内閣総理大臣にご出席をいただき、地域の守り手である建設産業分野の若手経営者の皆さんに心暖まるご祝辞をいただきました。なお、退席時には、岸田総理と伏見会長がガッチリ握手を交わしておられました。
続いて私からも、斉藤鉄夫国土交通大臣、佐藤信秋参議院議員、森昌文総理大臣補佐官とともにご挨拶をさせていただき、2期目を迎え、これからは「建設産業の再生無くして日本の再生なし」に加えて、「インフラの再生無くして日本の再生なし」を旗頭に頑張る、と決意を述べさせていただきました。
実行委員会の伏見会長はじめ今回担当の中国地方建設青年交流会の皆様、お疲れさまでした。

なお、夕方には兵庫県建設業協会青年部の徳網会長をはじめ会員の皆さんに、会館事務所にお越しにいただき、意見交換をさせていただきました。たまたま、参議院本会議が開催されることになりましたので、傍聴していただくことができました。

続いて、香川県建設業協会との意見交換会に森田会長のご配慮で、ご地元の平井卓也衆議院議員とともに出席し、意見交換をさせていただきました。

【地方の動き】

11月26日(土)、国土交通省が北海道平取町の沙流川支川額平川に建設していた平取ダムの竣工式に伺いました。
平取ダムは、「沙流川総合開発事業」として既に下流に完成している二風谷ダムとの2ダム1事業です。
竣工式の前に施工を担当された西松建設の一色副社長、岩田地崎建設の岩田社長、関副社長、岩倉建設の鈴木社長はじめ工事に携わったJVの皆さんとダム本体の視察を行いました。
平取ダムは、堤高が55m、堤頂長は350m、総貯水量は4580万㎥の重力式コンクリートダムです。ダムの建設で水没する地域にはアイヌの方々の祈りの場が含まれていることなどから、新たにアイヌ文化を伝える施設も整備されていました。特にダムサイト右岸には、擬岩で祈りの場が再現されていました。
なお、平取ダム管理棟の館内には、アイヌ民族文化保全の取り組みをわかりやすく紹介するノカピライウォロ・ビジターセンターが併設されていました。

続いて、午後から平取町民体育館で行われた竣工式典に出席し、石井浩郎国土交通副大臣の式辞に続いて、ご地元の堀井学衆議院議員、長谷川岳参議院議員、浦本北海道副知事、遠藤平取町長などの皆さんとともに、ご挨拶とくす玉開披を執り行わせていただきました。
なお、堀井先生をはじめ皆様から、平成25年1月に私が水管理・国土保全局長であった時に、民主党政権下で一旦中断となった平取ダムの事業継続を決定したことについて、ご紹介をいただきました。
私からも、これまでの経緯を踏まえると、竣工を迎えられたことは大変感慨深いもので、関係者の皆様に心から感謝を申し上げます、とご挨拶させていただきました。
竣工式典終了後には、遠藤平取町長、大鷹日高町長、津川平取ダム建設促進期成会長主催の祝賀会に出席しました。前北海道知事の高橋はるみ参議院議員からご挨拶がありました。
なお、終日北海道開発局OBで平取ダムの施工者でもある岩田地崎建設の関副社長にご案内いただき、新千歳空港までお送りいただきました。心から感謝を申し上げます。

12月3日(土)、宮城県気仙沼市に伺い、気仙沼市の前市長で「佐藤のぶあき、足立としゆき気仙沼連合後援会」の鈴木会長と、建設業協会気仙沼支部の小泉支部長にご協力いただき「足立としゆき参議院議員を囲む気仙沼集会」を開催いただきました。
鈴木会長からのご挨拶に続き、菅原気仙沼市長、鈴木市議会議長、畠山県議会議員、守屋県議会議員、臼井議員有志の会会長、熊谷自民党気仙沼支部長からお言葉をいただきました。またご地元の小野寺五典衆議院議員からのビデオメッセージをいただきました。続いて、私からご出席された皆さんに選挙戦の報告とお礼、そして国政報告をさせていただき、結びに、気仙沼連合後援会女性部会の三浦代表世話人に閉会の言葉をいただきました。
本日の会で鈴木会長から「佐藤のぶあき・足立としゆき気仙沼連合後援会」の会長をご勇退されるとの発表があり、私はじめ会場の皆さんからも驚きの声が上がりました。これまで永年、後援会長として、ご厚情とご指導を賜り心から感謝を申し上げます。これからもお体に気をつけながら、ますますご活躍されますことを願っております。ありがとございました。
なお、一ノ関駅のお迎えから気仙沼市での集会終了後、仙台空港まで小泉支部長のご配慮でお送りいただきました内海さん、平野さんありがとうございました。

12月4日(日)、和歌山県紀美野町で「国道370号国吉毛原トンネル開通を祝う会」が仁坂和歌山県知事、小川紀美野町長の主催で開催され、ご地元の二階俊博衆議院議員、石田真敏衆議院議員、世耕弘成参議院議員、鶴保庸介参議院議員等とともに出席し、ご挨拶とテープカットを執り行わせていただきました。今回、国吉毛原トンネル を含む延長約1.4kmが開通し、地域の安全で快適な通行の確保はもとより、世界遺産「高野山」につながる重要なルートとして観光振興など地域活性化にも大いに期待できると考えられます。
式典終了後、開通を祝うパレードに参加し、引き続き高野山にも足をのばし、この道路整備の効果を実感させていただきました。