足立としゆき夢だより【第250号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

2月になりました。
冬に花が咲く珍しい「啓翁桜」が今年も山形から届きました。
山形県建設業協会前会長の澁谷さん、ありがとうございました。

国会では、1月30日(月)から、令和5年度予算案の審議が衆議院の予算委員会で始まりました。
衆議院で今月後半にでも可決されれば、参議院に送付され審議が始まると見込まれます。経済対策としても大事な予算になりますので、早期成立に向け、全力で頑張りたいと思います。ご支援をよろしくお願いいたします。

さて、2月3日(金)、ミクロネシア連邦の「大使館新設記念レセプション」にご招待をいただき、出席させていただきました。
ミクロネシア連邦は、日本のはるか南、オセアニア・ミクロネシア地域のカロリン諸島に位置する人口11.5万人の島国です。
この式典は、目黒区内に新たにミクロネシア連邦の大使館が新設されたことを記念して開催されたもので、前日に岸田文雄総理と首脳会談を行ったパニュエロ大統領をはじめフリッツ大使、日本からも岸田文雄総理とご夫人、自民党のミクロネシア議員連盟の古屋圭司会長をはじめ、たくさんの関係者の皆さんが参加され大盛況でした。
私は、妻が大使とご縁があり、思いがけずお招きをいただくこととなり、ミクロネシアと日本の深い関わりを知る貴重な機会となりました。
今回、ミクロネシアの歴史や文化だけでなく、その美しさ、素晴らしさを改めて知ることができ、大統領や大使のお人柄にも大いに感激いたしました。ぜひ一度伺ってみたいものです。

さて、最近の動向は次の通りです。

【国会の動き】

1月26日(木)、参議院の本会議で1月23日(月)に行われた岸田文雄総理の施政方針演説をはじめ政府4演説に対する各党の代表質問が始まりました。
それを受けて、参議院予算委員会での質疑に向けた準備が始まり、予算委員会理事懇談会が開催され、27日(金)の本会議後の予算委員会の開催が決定されました。なお、私は予算委員会の理事を仰せつかっています。

1月27日(金)、前日に続いて参議院本会議で代表質問が行われ、続いて参議院予算委員会が開催され、鈴木俊一財務大臣から令和5年度予算案について趣旨説明がありました。岸田文雄総理をはじめ、全閣僚が出席されました。なお、それに先立ち予算委員会の理事会が開催され、委員会の運営について審議が行われました。

その他、1月26日(木)、国土交通委員会に出席しました。

【自民党の動き】

1月26日(木)、衆議院議員の石原正敬先生の「第1回朝食会」に出席し、林芳正外務大臣などの先生方とともにご挨拶をさせていただきました。
石原先生は、私が中部地方整備局長として勤務した平成23〜24年当時、三重県の菰野(こもの)町長として活躍しておられた関係で、公私にわたりお付き合いをさせていただきました。
衆議院議員になられた現在も、同じ宏池会の仲間としてお付き合いをいただいています。ご活躍を大いに期待しております。

1月30日(月)、参議院議員会館で「阪神湾岸地域高速道路網整備促進国会議員連盟 第6回総会」を開催しました。私は事務局長として司会進行を務めさせていただきました。
総会には、議連会長の末松信介参議院議員はじめ兵庫県内の衆参国会議員の先生方、自治体から齋藤兵庫県知事、久元神戸市長、石井西宮市長、兵庫県議会から黒川議連会長、神戸市議会から安達議連会長、関係機関の国土交通省から石井浩郎副大臣、丹羽道路局長、堀田港湾局長、渡辺近畿地方整備局長、西日本高速道路㈱から芝村副社長、阪神高速道路㈱から吉田社長などにご出席をいただき、それぞれご挨拶やご意見をいただきました。
この議連は、阪神湾岸地域の大阪湾岸道路西伸部、名神湾岸連絡線、神戸西バイパスを広域的なネットワークとして一体的に整備し、慢性的な渋滞緩和、物流の迅速化・円滑化を図るものです。1日も早い完成に向け、所属議員一丸となって取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

2月6日(月)、岩田かずちか衆議院議員の「ムーンショットセミナー」に、林芳正外務大臣、斉藤健法務大臣、石田真敏衆議院議員、金子恭之衆議院議員などの先生方とともに出席し、立礼に立ち合せていただきました。

その他、参議院自民党の議員総会や執行部会、国会対策委員会の全体会議や正副委員長会議、各省庁から与党国体メンバーへの法案説明会、不安に寄り添う政治のあり方勉強会、防衛関係費の財源検討に関する特命委員会、責任ある積極財政を推進する議員連盟、ITS推進・道路調査会、宏池会例会などに出席しました。

【都内の動き】

1月23日(月)、全国建設産業団体連合会の理事会・協議員会が開催され、佐藤信秋参議院議員、脇雅史元参議院議員とともに出席して、新年のご挨拶をさせていただきました。

1月24日(火)、「新名神高速道路建設促進協議会促進大会」が衆議院議員会館で開催され、田村憲久会長をはじめ超党派のたくさんの衆参国会議員の先生方とともに出席し、私から「新名神なくして、関西の再生なし」と新名神の早期整備の必要性を訴えさせていただきました。

続いて、全日本トラック協会の「新年賀詞交歓会」に出席し、全国道路利用者会議の古賀誠会長やトラック協会の坂本会長、桝野理事長にご挨拶をさせていただきました。

1月25日(水)、香川県の池田知事が香川県の各種事業の概要や予算要求の概要について説明に来られ、香川県のインフラ整備あり方について意見交換をさせていただきました。

2月2日(木)、タイムライン防災・全国ネットワーク国民会議の主催で「タイムライン防災カンファレンス2022in東京」が足立区で開催されました。
元国土交通大臣の太田昭宏先生とともに特別顧問を仰せつかっておりますので、冒頭、近藤足立区長、廣瀬関東地方整備局長に続いてご挨拶をさせていただきました。
なお、タイムラインは、私が水管理・国土保全局長を務めていた平成24年に、アメリカのハリケーン・サンディの被害を調べるため国土交通省と土木学会が現地に調査団を派遣し、その結果をタイムラインの有効性を含め当時の太田国土交通大臣に報告し、私の後任の森北局長が大臣と相談して導入を決定したもので、流域治水を進めるためにも大切なソフト施策です。最近では、個人レベルの「マイタイムライン」も普及が進んでおり、きめの細かい取り組みが大いに期待されます。

続いて、高知県建設業協会の國藤会長をはじめ幹部の皆さんと、高知県にゆかりのある国会議員の先生方との懇談会が行われ、建設業の現状や課題について意見交換を行いました。

2月3日(金)、建設業の中堅ゼネコンに勤務する国土交通省OBで組織する「中堅建設業経営問題研究会」の皆さんがお越しになり、業界の現状と課題について意見交換を行い、特にBクラスの仕事のあり方についてご要望をいただきました。

2月4日(土)、葛飾区の荒川左岸で開催された「京成本線荒川橋梁架替事業起工式」に出席させていただきました。
起工式には、斉藤鉄夫国土交通大臣、岡村水管理・国土保全局長、廣瀬関東地方整備局長、私を含め12人の衆参国会議員の先生方と元国土交通大臣の太田昭宏元衆議院議員、関係自治体から潮田東京都副知事、青木葛西区長、近藤足立区長、山本墨田区長、斉藤江戸川区長、山崎江東区長代理と各議会関係者など多数の皆さんが出席し、ご挨拶をされるとともに、現場の土を突き固める「胴突き」のセレモニーを行い、事業の安全を祈願しました。
この事業は、荒川の「京成本線荒川橋梁」の部分が、地盤沈下などの影響で周辺の堤防より最大3.7メートル低くなっており、治水対策上の弱部とされてきたことから、念願の対策工事に着工することとなったものです。完成は16年後の2037年度と見込まれていますが、対策が急務ですので1日も早い完成を目指していただきたいと思います。
なお、式典には事業の共同主体である京成電鉄小林社長や、施工を担当する1工区の大林・東急・鉄建共同企業体、2工区の奥村・安藤間共同企業体、3工区の大成・京成共同企業体、4工区の清水・京成・錢高共同企業体を構成する各社の社長さん方もたくさん出席しておられました。最近は、このように施工業者さんも式典に参加されるケースが増えて来ており、施工業者さんとのパートナーシップの観点からも大変好ましいことと考えています。

【地方の動き】

1月28日(土)、茨城県茨城町で開催された「霞ヶ浦導水事業 石岡トンネル(第一工区)シールドマシーン発進式」に、廣瀬関東地方整備局長にご案内をいただき、ご地元の額賀福志郎衆議院議員、上月良祐参議院議員、加藤明良参議院議員、小沼巧参議院議員等とともに出席し、お祝いのご挨拶を述べさせていただきました。また、シールドマシーンの発進スイッチを押させていただくセレモニーにも参加をさせていただきました。私自身、昭和58年の建設要求の頃からこの事業に再三携わっており、感無量でありました。
また、施工者の㈱安藤ハザマの五味取締役副社長も壇上に席が設けられ、安全施工に向けた決意のご挨拶をいただくなど、受発注者一体の素晴らしい式典となっていました。ご配慮いただいた関東地方整備局の廣瀬局長はじめ関係者の皆さんに感謝を申し上げます。
なお、この事業は民主党政権の際に一旦中止となり、事業の再検証が行われましたが、私が本省の担当局長の際には残念ながら「事業継続」を決定することができず、この式典に歴代所長代表として出席されていた森北さんが私の後任の局長として「事業継続」を決定していただいた事業です。引き続き、本工事が安全に進められ、早期に完成されますようお願い申し上げます。
なお、式典終了後、那珂機場の樋管の魚類迷入防止対策状況などを視察いたしました。

2月1日(水)、北九州市に伺い、市長選挙に立候補している「つもり洋介候補」の個人演説会に出席しました。選挙対策本部の相談役の松尾統章県議、本部長の大家敏志参議院議員、北橋健治市長に続いて、私からも応援のご挨拶をさせていただき、国土交通省の20年後輩の「つもり洋介候補」に今後取り組んでいただきたい課題など、期待を込めて訴えさせていただきました。
また、続いて会場に駆けつけて来られた「つもり洋介候補」からも、ふるさと北九州市にかける想いについて力強く語っていただきました。
なお、2月5日(日)に北九州市長選挙の投開票が行われ、つもり洋介候補は惜しくも当選が叶いませんでした。残念でなりません。

続いて、一昨年、協力企業会で国政報告をさせていただいた北九州市内の松田建設工業にご挨拶に伺いました。
松田社長のご配慮で事務所の皆さんや、協力会社の山口建設工業さんの社長など幹部の皆さんにご挨拶をさせていただきました。ご同行いただきました国土交通省OBの森川さん、黒岩さん、ありがとうございました。

続いて、北九州市の小倉駅から山口県の厚狭駅に山陽新幹線で移動し、山口県測量設計業協会の伊藤会長の宇部建設コンサルタントに伺い、社員の皆さんにご挨拶をさせていただきました。
その後、全測連中国地区協議会の山口会長や伊藤会長のご配慮で、各県会長との意見交換会に出席させていただきました。

2月4日(土)、千葉市で開催された「宮地エンジニアリンググループ(MEG)災害防止協議会」に青田社長のご配慮で出席させていただき、ご挨拶をさせていただきました。グループの役員や協力会社、千葉工場の皆様には、日頃から大変お世話になっておりまして、感謝申し上げます。

【事務所からのお知らせ】

昨年から実施されている「総合評価落札方式における賃上げ加点」ですが、国土交通省の1月12日(土)付けの事務連絡で、令和5年につきましても、引き続き、大企業では3%、中小企業等では1.5%が適用されるとの連絡があったとのことです。
建設産業においては、「賃上げ」が大変重要な課題であり、岸田文雄総理も施政方針演説で賃上げの必要性を力説しておられましたので、次代の担い手を確保するためにも、建設産業新3Kを実現するためにも、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。