足立としゆき夢だより【第247号】をお届けします

皆さん、こんにちは。
足立としゆきです。

暮れも押し迫ってまいりました。今年は、7月に参議院選挙もあり、皆様には1年間格別のご支援を賜りました。心から感謝と御礼を申し上げます。

さて、サッカー・ワールドカップが幕を閉じました。メッシやエムバペをはじめアルゼンチン、フランスの圧倒的な強さが印象的でしたが、日本もドイツ・スペインに勝利するなど、よく頑張ったと思います。皆さんも同じ思いではないでしょうか。ぜひ、これからの日本代表チームのさらなる進化に期待をしたいと思います。

ところで、全国各地から大雪の知らせが届いています。道路の除雪にあたっておられる国土交通省や自治体の担当の皆さん、そして現場で除雪作業にあたっておられる地域の建設業の皆さんに、心から感謝を申し上げます。昨冬も北海道をはじめ除雪作業の現場を見させていただきました。24時間体制の厳しい現場ですので、くれぐれも安全管理にはご留意の上、ご対応いただきますよう改めてお願い申し上げます。

また、12月23日(金)に総額約114兆円の令和5年度当初予算の政府原案が閣議決定されました。公共事業予算につきましては、令和4年度から26億円の増となり、総額で6兆600億円の予算規模となっています。
また、これとは別に、12月2日には、防災・減災、国土強靭化5カ年加速化対策に約1兆2500億円、生産性の向上に約3500億円等を含む令和4年度第二次補正予算を成立させることができました。これらにより、令和5年度も令和4年度と同程度の公共事業予算を確保できる見込みとなりましたので、ご安心いただければと思います。これまでの皆様のご支援に感謝を申し上げます。
なお、年明けに予定されています通常国会で令和5年度当初予算を早期に成立できるよう頑張ってまいりますので、よろしくお願いいたします。

その他、最近の動向は次のとおりです。

【自民党の動き】

12月14日(水)の「谷公一君をはげます会」、「上月りょうすけ政経セミナー」、12月19日(月)の「コクバ幸之助政経セミナー」に参加し、立礼に立ち会わせていただきました。

その他、参議院自民党執行部会、税制調査会の小委員会、国土強靭化推進本部の会合、住宅対策促進議員連盟の活動報告会、社会機能移転分散型国づくり推進本部・社会機能の全国分散を実現する議員連盟の合同会議、 生コン政策研究に関する議員連盟、 新しい国道1号バイパス建設促進議員連盟、宏池会例会、有隣会例会などに出席いたしました。

【都内の動き】

12月14日(水)、脇雅史元参議院議員の会館事務所の秘書さんとして大変お世話になりました星野ふさ子さんが、今年秋の「瑞宝双光章」を受章され、そのお祝いの会を、星野さんをはじめ脇先生、脇事務所と足立事務所で勤務をされた河辺さんなど、有志のメンバーで賑やかに行いました。
なお、40年ほど前の昭和57年に、当時の建設省河川局開発課の企画調整担当の課長補佐が脇先生、直属の部下の企画調整係長が私、そして総務係の主任さんが星野さん、そんな体制で仕事をしていたこともあり、昔話に花が咲きました。星野さん、誠におめでとうございました。

12月14日(水)、日本建築士事務所協会連合会の「創立60周年記念式典」に出席し、ご紹介をいただきました。

12月17日(土)、「ダムアワード2022」が都内で開催され、私が国土交通省の工事事務所長として建設に携わった「宮ヶ瀬ダム」が今年の大賞を受賞しました。
私はあいにく出張と重なり参加できませんでしたが、私と同じく宮ヶ瀬ダムの勤務経験のある秘書の徳道さんが参加し、その結果を速報してくれました。とても嬉しく光栄に思っています。
なお、このダムアワードは、「ダム好きのダム版アカデミー賞」と銘打って行われているイベントで、ダムマニアの皆さんが組織する実行委員会が、一年間のダムの活躍を振り返り、様々な角度からダムをノミネートし、今年もっとも印象に残る働きをしたダムを参加者の投票により選出し、その功績を讃えようというイベントです。したがって、行政とは全く関わりがないのが特徴で、私も第一回から一個人として参加してきています。

【地方の動き】

12月15日(木)、長野県南部の飯田市で開催された長野県建設業協会の常任理事会に出席し、選挙のご報告と今後の取り組みについてお話しをさせていただき、意見交換をさせていただきました。お声かけいただきました木下会長はじめとする皆様に感謝を申し上げます。

12月16日(金)、京都南部の京田辺市で開催された「京都府南部建設業協議会意見交換会」に、上島会長、玉井副会長、藤原副会長をはじめ幹部の皆様のお声かけで、地元の吉井章参議院議員とともに出席し、ご挨拶と意見交換をさせていただきました。
国土交通省からも、かつて近畿地方整備局で企画部長と企画課長という関係で一緒に仕事をさせていただいた波多野淀川河川事務所長と岩本京都国道事務所長にご出席いただき、事業概要の説明をいただき、活発な意見交換会をすることができました。ありがとうございました。

12月17日(土)、京都市で開催された「嵐山左岸溢水対策完成式典」に、西脇京都府知事、門川京都市長、渡辺国土交通省近畿地方整備局長のご案内で出席し、地元の田中英之衆議院議員、西田昌司参議院議員、吉井章参議院議員等とともにご挨拶をさせていただきました。また、場を屋外に移して川沿いで執り行われたくす玉開披にも参加をさせていただきました。
式典には計画・設計に携わった建設コンサルタントの皆さんや、施工に携わった建設業の皆さんも参加し、ともに喜びを分かち合うことができました。近畿地方整備局の皆さんには、福井の足羽川ダムの定礎式に続いて、式典にあたりパートナーの建設産業分野の皆さんにも広くお声かけをいただき感謝を申し上げます。こうした取り組みが全国的に進んで行くよう願っています。

なお、嵐山左岸の溢水対策では、観光地である嵐山や桂川に架かる渡月橋の景観を守りながら、大雨による浸水被害を軽減するため、全国初の油圧可動式止水壁による溢水対策方式を採用しています。
桂川を管轄する国土交通省淀川河川事務所と地元が何度も意見交換を重ね、地元関係者から「電動で上がるような堤防はできないか」との発言を受けて計画を検討し、可動式止水壁方式での施工にいたったとのです。

この方式は、平成14年に私が内閣官房の安全保障・危機管理担当をしていた時に、土木学会・国土交通省とともにヨーロッパの水害調査に伺った際に、ドナウ川支川のモルダウ川が流れるチェコの首都プラハで視察した「モバイル・レビー(可搬式堤防)」がベースにあると考えられます。
プラハでは、世界遺産の旧市街の街並みを保全しつつ水害から守るため、金属板をはめ込む形の「モバイル・レビー」が設けられていました。それと同様の可搬式堤防が、さらに日本らしいハイブリッドな構造で整備されたのは、大いに評価したいと思いますし、平成20年ごろに淀川の河川整備基本方針の策定に携わった私としてもとても嬉しく思います。
なお、京都市はチェコの首都のプラハ市と姉妹都市提携を結んでおり、ご縁を感じます。

12月18日(日)、村上章京都大学教授の退職と理事・副学長就任、日本学士院賞受賞の祝賀会が京都で開催されました。なお、私はあいにく東海道新幹線の停電事故により新幹線がストップしてしまい、品川駅で3時間半近く缶詰め状態になり、京都までたどり着くことができませんでした。村上先生をはじめこの会の運営に携わられた数多くの皆様に心からお詫びを申し上げます。誠に申し訳ありませんでした。

12月20日(火)、岐阜県建設業協会の鳴海副会長をはじめ地元の皆様方に、岐阜県中津川市で国政報告会を企画していただき、新幹線で向かっておりましたが、諸般の事情により名古屋でUターンして東京に戻らざるを得なくなってしまいました。ご準備いただきました皆様に心からお詫びを申し上げます。また、12月22日(木)の京都府北部建設業協議会意見交換会についても急遽欠席することとなり、秘書の本田さんに代理で出席していただくこととしました。皆様には、大変ご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。